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2023年は「捷」‼

新年、明けましておめでとうございます。
清々しい新年をお過ごしのこととお慶び申し上げます。


2020年に「今年の一字」として「超」という字を書いて以来、今年の一字を書初めするのが習慣になりました。
昨年書いた「挑」という字は、「パナソニックが事業会社制という新たな会社の形で、それぞれの事業が自主責任に基づいて、旧来のやり方に捉われずに改革に挑戦していこう」という意図で選んだ一字でした。

そして、今年は「捷」です。
「何だその字?」と思われる方も多いかもしれません。

「誰にも負けない立派な仕事」・・・公明正大を大前提としてお客様や社会へのお役立ちにおいて誰にも負けない。徹底して勝つことにこだわる。

ただ、そこで「勝」という文字を選ばなかったのは、単純に勝つということではダメだと思うからです。ちなみに漢字源によれば、「勝」という文字の意味は「力比べに耐え抜いて、相手の上に出る」とあります。苦労に苦労を重ねて勝つというのは目指すところではありませんし、勝つために湯水のごとくリソースをつぎ込むようなこともしたくありません。

そこで、漢字源で「勝」と類義で「かつ」という読み方の文字を探すと、「捷」という文字があり、この漢字には「動きがはやい。機転がきく。」「戦いや狩りなどがうまくいく」という意味があると知り、「これだ!」と思ったわけです。

競争力強化のスピードにおいて誰にも負けない。課題が迅速に共有され、皆の知恵が素早く集まり、どんどん進化してゆく。失敗してもその真因が立ちどころに特定され、直ちに再発防止が徹底される。

石橋を叩いて渡るのではなく、走りながら必要に応じて橋を補強しながら誰よりも素早くわたり切る。

競争力強化の2年間もあと3ヶ月。その3ヶ月を経た後には、グループ全体が、グループのそれぞれの事業が、そしてそこに集う一人ひとりが「捷」で成功を積み重ねる、そんなパナソニックグループを目指します。

年頭にあたって、パナソニックグループの従業員に向けて発信したメッセージ🔗を公開しています。よろしければこちらもご覧ください。

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