もしもの日本史。ある男の働き方。役職定年…2。

その男は、

悩み続けていました。


会社にしがみついて、

生きて行くのか。

それとも、

転職して新天地で

仕事をするのか。


しかし、

転職という選択肢は、

なかなかハードルが高い事は

分かっていました。


何故なら、

40代という年齢では、

余程のスキルがないと、

面接にすら辿り着けないのが

現実だからなのです。


そうこうしているうちに、

男は、あるアイデアを思い

付きました。


それは、

今いる会社内で、

新事業を企画、立案する事で

、ゆくゆくは社内独立して

子会社化し、

オリジナルな会社として

ビジネスを展開して行く。

というプランでした。


そうと決めた男は、

早速、新事業のプランを

いくつも考え、

企画書をまとめました。


その中から、

選び抜いた新事業プランを

会社の上層部のメンバーに、

プレゼンしました。


そして、

新事業プランは、

運良く採用され、

少額ながら予算も確保でき

ました。


その流れにより、

雑用係ではなく、

新事業の責任者となれた男は

、肩書も、

平社員ではなく、

新事業部の部長になる事が

できたのです。


ただ、

部長と言っても、

部下のいない

ひとり部長からの再スタート

なのです。


それでも、

自分自身が考え企画した

ビジネスプランを、

新事業部として新たな

チャレンジができることの

ワクワク感が味わえる

のです。


会社員として、

この上ない程の

やり甲斐を感じられると

思います。


どの分野に於いても、

新規の事業は、

軌道に乗るまでは

大変な苦労があると思います

が、

その分、色々と面白みもある

と思います。


ただ、

新事業部に於いて、

2年以上経っても、

成果が上がらない場合は、

再び、雑用係に移動させ

られるかも知れません。


あとは、

その男の頑張りを、

心の中で応援して行きたい

と思います。


では、また。

最後までお読み頂きまして、

ありがとうございました。

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