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【悪をくじき弱気を助ける!?善玉菌R-1乳酸菌とは!?】


明治ブルガリアヨーグルト♪で有名な「株式会社 明治」の戦力商品R-1ヨーグルトは、風邪やインフルエンザの時期に大人気の商品ですよね。

R-1ヨーグルトに使われている乳酸菌は、ブルガリア菌の一種(乳酸菌1073-R-1株:Lactobacillus bulgaricus OLL1073-R-1)を使っています。

【R-1乳酸菌の特徴とは!?】

● ウイルスに感染した細胞を退治するNK細胞を活性化する。

● 山形と佐賀で行われたヒト試験60歳以上の健康な高齢者85名を対象にR-1を一日90g食べるグループと牛乳100ml飲むグループに分かれてもらい、舟形町で8週間、有田町で12週間継続してもらった結果、R-1を食べたグループは加齢に伴い低下するT細胞増殖能が優位に上昇しました。

● 風邪をひくリスクの低下が確認された

【R-1の役割とは!?】

R-1乳酸菌は増える時に、ネバネバの多糖体であるEPSという物質をたくさん作りだしますが、このEPSが、免疫力をアップさせる働きをします。

EPSには、中性と酸性の2種類がありますが、それぞれをマウスの脾臓細胞(様々な免疫細胞が集まった細胞集団)に作用させると、酸性のEPSに免疫系の伝令物質であるIFN-γ(インターフェロン‐ガンマ)をつくるように働きかける作用があったのです。

そして、この産生EPSをマウスに与えた所、NK細胞が増強されました。次に、マウスにR-1乳酸菌を与えたところ、酸性EPSを与えた時と同じようにNK細胞が増強されました。

INF-γとは、サイトカインの一種で、T細胞で産生され、マクロファージや、NK細胞を活性化させ、免疫力を高めます。
産生のEPSには、INF-γ産生誘導能があります。また、INF-γは、NK細胞を活性化します。

その為、EPSを取り入れることによってNK細胞が活性化し、免疫力が向上すると考えられています。

【NK細胞を活性するメカニズムとは!?】







酸性EPSには、INF-γ産生誘導能があります。INF-γはNK細胞を活性化します。

その為、EPSを取り入れることによってNK細胞が活性化し、免疫力が向上すると考えられています。

【インフルエンザ予防効果もあるの!?】

北里大学と明治の共同研究で新型インフルエンザと同じタイプのA型H1N1亜型のインフルエンザにマウスを感染させて実験を行いました。

<実験内容>
感染させる21日前から感染させた4日後までR-1乳酸菌か、酸性EPSをマウスに与え、水を与えたグループと比較して観察したところ、乳酸菌を使用したヨーグルトをあらかじめ与えている事でインフルエンザ感染後の生存率が向上しました。

水を与えて比較したマウスが10日後に全滅したのに対して、ヨーグルトを与えたマウスでは感染後の生存率も上昇し、生存日数も長くなることがわかりました。

【R-1乳酸菌はインフルエンザワクチンの効きめを高める!?】

明治の研究では、R‐1乳酸菌を使用したヨーグルトを継続的に摂取する事でインフルエンザワクチンを接種した後に作られるインフルエンザワクチンに対する抗体価をより高める補助・増強剤として働き、ワクチンの効果を高める事が分かっています。

【インフルエンザ予防にR‐1乳酸菌‼】

神奈川歯科大学の2014年の研究報告によると、R‐1乳酸菌を使用したヨーグルトを摂取したグループは、対照のヨーグルトを摂取したグループに比べ、インフルエンザA型H3N2ウイルスに対するIgAが優位に多い事が分かりました。

単に、IgAが増えただけでなく、増えたIgAがインフルエンザウイルスに対抗する力を持つものであったことが確認できました。

一部の科学者は、マウスの実験は根拠にならないとか、ヒトで行った実験にもプラセボだ!という方もいらっしゃいますが、プラセボだとしても本人は体調が良い、インフルエンザにかからなかった!という実感があるのなら良いのではないかと思います。

有田共立病院と順天堂大学医学部の研究報告によると、H10年10月から約半年間、インフルエンザ感染率が4.37%と全国ワースト1位の佐賀県の小学生全員(1904人)と役場職員にR‐1ヨーグルト飲料(112ml)を飲ませ、インフルエンザ(A.B.新型)の感染状況を調べた結果、有田町の感染率はわずか0.04%に減少し、県全体の数値と比べると100分の1も低下したという報告もあります。
その他に有田町で実施したアンケートでは
●便通が良くなった

●乾燥肌が軽減した
●風邪をひきにくくなった

等の回答が寄せられました。

「体内では毎日5000個のガン細胞が発生しているのですが、それをNK細胞が処理する事でガンの発生を防いでいるのです。しかし、NK細胞の機能が低下すると生き残ったガン細胞が増殖。やがて、病気としての癌にかかることになります。NK細胞は、ビタミンCやキノコ類に含まれるβグルカンを摂取することでも活性化しますが、大量に摂取しなければならないという問題があります。その点、R‐1乳酸菌は、ヨーグルト100ccで良い為、効率的と言えるでしょう」と順天堂大学医学部・奥村康特任教授。

【R‐1乳酸菌まとめ】

R‐1乳酸菌は、免疫部活作用があるとされている「EPS(菌体外に産生する多糖体)」を多く産生し、この免疫部活作用により免疫力が高まり、
●風邪をひきにくくなる
●インフルエンザウイルスに対して感染防御効果
●動物実験では関節炎予防効果が報告あり(2002年研究報告)
●リウマチモデルにおける過剰なIL‐6、腫瘍壊死因子‐α(TNF‐α)インターフェロン‐γ(INF‐γ)の産生を抑制することが示されています。

さて、様々なアプローチから『悪をくじき弱気を助ける!?善玉菌R-1乳酸菌とは!?』をご紹介しました。

R‐1乳酸菌は、風邪やインフルエンザ、癌細胞等をやっつけるNK細胞の働きをより強化してカラダの抵抗力を高め、感染症の感染リスクを下げて、症状を軽減させる働きがあります。

ウイルスを撃退するお手伝いをしてくれるR‐1乳酸菌は長く続ける事で効果が発揮されますので、まずは、2週間試してみませんか?

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