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2021年のご報告~発明塾®塾長/TechnoProducer株式会社CEO 楠浦(くすうら)として

おはようございます&本年も、どうぞよろしくお願いします。発明塾®塾長/TechnoProducer株式会社CEO 楠浦(くすうら)でございます。

 いきなり脱線で恐縮ですが、元日ぐらいは休もう、ということで1月1日は例年通りほぼ何もしない日でした。

これは、川崎重工業でオートバイ設計をしていた時の影響が大きいと思います。バイクは春から売れ始めますので、年末年始は、多くの開発機種で生産ラインの立ち上げ時期になります。したがって、開発(特に実験)や製造ライン立ち上げ現場は元日以外は出勤、というのがデフォルトになっていました。

三つ子の魂百まで、といったところでしょうか、その後の2回の起業も年末年始を挟んで、になりました。「新しいことをするなら年末年始」なのかもしれません。特に元日の朝は都内は静かですので、起業の打合せにはもってこいでした。

製造業に限らず、サービス・IT・インフラ関連で年末年始も仕事です、という方は多いと思います。

ぜひ別の機会にゆっくりされてくださいね。

そういえば僕は、10月末までは比較的殺人的なスケジュールでしたが、その後年末までは少しペースを落として、やり残した仕事を片付ける感じでした。

さて、弊社の決算は12月末ではありませんので、いま振り返っても社内的には中途半端ですが、やはりお客さまふくめた皆さまへのご報告、という点では良いタイミングだと思いましたので、2021年のご報告を簡単に。

全体として:「個人」「組織人」両面での「成功」と「成長」を支援する~稲盛さんが言う「物心両面での幸福」を提供したい

 これはまた、後ほど/別でお話したいと思いますが、僕の中での2021年のマイルストーンの一つでした。偶然と幸運が重なって、上手く着手できました。

 TechnoProducer株式会社の過去のHP(見れませんけど)をご覧いただいていた方はお分かりだと思いますが、弊社のサービスは基本的に「BtoB」です。ですが、その中で働いておられる方は「個人(Consumer)」なんですよね。

企業内発明塾では以前から、

組織としての成果・成功や成長とともに、個人としての成果・成功と成長を追及していだく

 ような指導内容にしておりましたが、2021年は皆さんの

 「個人としての成功と成長を支援する

 活動の幅を、かなり広げることができました。

 具体的には「書籍出版」「投資家向け」「起業家向け」が分かりやすいところですが、すべてにおいて「個人として(人生100年)成功と成長を繰り返し、物心両面で幸せになっていただく」という哲学のもとに、サービス内容を細かく見直しています。

 盛和塾で学んだことを、僕なりに咀嚼&弊社内で実践して、ようやく皆さんに提供できるようになってきました。

 「新規事業を量産する知財戦略~未来を預言するアイデアで市場を独占しよう」を出版できました!

一番のトピックは、これでした。 Kindle版で550円です。

発明塾®と企業内発明塾®で実践してきたことを世に問おう、ということで、執筆開始から1年、準備はさらに数年かけて、満を持しての出版になりました。

過去に出版を断られた経緯から、すべて社内で行うことにしましたので、時間がかかりました。

 現状、以下のような感想をいただいており、きちんと伝わっているなぁと、安心しました。十分な準備をしてよかったなと、つくづく思います。自他ともに認める、良い書籍になりました。

 アイデアの出し方や企画の立て方などの本は世の中にたくさんあると思います。マクロ的な一般論にとどまっていたり、特定の例だけにあてはまる内容で真似するのは難しいと思える本が多い中で、この本はマクロな視点、普遍的な方向性を示しつつも、ディテールまでをきちんと説明しているという点で読む価値が高いと思います。
著者自身が実践者として発明や技術開発に取り組んだ経験があること、知財戦略や技術、発明、そして投資という複数の視点で企画を立てる目をもっていることは今後の仕事のあり方を考えるうえで大変参考になりました。

「新規事業を量産する知財戦略」アマゾンレビューより
https://amzn.to/3FOHJhI

 

 ある弁理士の先生からは、数万円の価値がある本ですよね、この値段で売っていいんですか?というお言葉もいただきました。まぁでも、僕としては投資家の方含め「個人の立場」として関心がある方にも購入いただきたいので、限界以下の価格設定(kindle 550円)にしております。仕事で必要な本、という位置づけだともっと高くてもよかったのでしょうけれど。お役に立てば幸いです。

 投資家の皆様にも、とても暖かく見守っていただき、あの「ダイヤモンド社」の本社会議室を独占して(笑)の出版記念セミナーまで開催いただきました、ありがとうございました!

 

動画にUP出来なかったところで、今後を期待したい企業様について、特許からわかる最新動向をご紹介しつつ、皆さんとディスカッションしました。金利や為替を含む世界各国のマクロ経済の動向や各企業の事業内容や財務について、皆さま大変お詳しいため、いつも私の方が勉強させていただいております。いつもありがとうございます。

 「必ず結果が出る」サービスへ~「企業内発明塾®」の大幅アップデートがひと段落

 これは、メルマガでも度々ご報告しておりますし、「お声」も多数いただいておりますので詳細は割愛します。

 2019年以前にご利用いただいた企業様には大変申し訳ないのですが、2020年・2021年に大幅に指導内容と手法をアップデートしており、まったく別のサービスになりました。

2019年以前のご利用者の方は、再度利用していただく価値があると思います。

 もっとも、当時から新規事業は多数立ち上がっておりますので、既に新規事業に関わっておられる方は、その限りではないと思います。自ら経験する以上に、役立つものはありません。その分野で新規事業を立ち上げたり、起業してみないと分からないことが多数あります。おっと、そういう点では、起業と新規事業も別物ですね。それぞれに、やらないと分からないことが多数ありますから。

 発明塾®のエッセンスを手軽に~「発明塾®8週間集中パッケージ」の本格リリースと改良

 2020年に試験的に一部の企業さまへ提案していた内容ですが、2021年に正式にパッケージ化してどなたでもご利用いただけるようにしました。それぞれを単体で受講いただくよりも価格的にお得ですし、付属する資料も充実しております。

通常は各講座4週間ですが、それらが8週間ウケ放題で

 「こつこつ&どっぷり」

 発明塾の考えに浸っていただける、そんなイメージです。

 「すべての人は投資家」「発明と投資は表裏一体」~知財情報活用投資®セミナー動画講座を整備

 主に個人投資家の方向けに開催した特許情報活用セミナーの動画講座を、過去開催分すべて正式に販売開始しました。

 急遽作ってもらったもので分かりづらいですが、以下ページの下の方に、過去分のリストとリンクがあります。

 

これは、講座を利用された方から、「他も受けたい」というご要望があったためです。

「個人的に」時間があれば、過去に紹介した企業のその後の業績やリターンも、こちらで報告したいですね。手法として有効であることは、発明塾OBOGの有志が取り組んでくれた「発明塾投資部」で確認できておりますが、数字は出しておりませんでした。特に今回の「コロナ」のような突発的事象にも揺らがない競争力を持つ企業を選定できている自信はありますが、それを数字で確認したいと、個人的には考えています。

 「一生かけて取り組みたいのは、これ!」に、確信犯®で取り組んでいたきたい~起業家向け発明塾を提供開始

 第1号のご利用者は、海外在住の起業希望の方でした。そもそも発明塾はすべてが遠隔で完結する仕組みですので、第1号が海外在住者になったのは、必然の結果だったかもしれません。その方は、大手製造業の子会社の経営者を歴任された超がつくベテランビジネスマンですが、起業して「一生働きたい」とのことで、起業内発明塾を利用されました。起業したい分野は、発明塾でよく取りあげる「ディープテック」分野ではありませんが、最先端テクノロジーの動向も踏まえながら、個人としてどう起業して「一生働けて、世の役に立つ」ビジネスが作れるか、3か月みっちり討議しました。発明塾的には、起業=ユニコーンやSaaS、というイメージをまず捨てたほうがいい気がします。ファミリービジネスや個人起業にも、「それでしかできない」面白い切り口は多数あり、起業家向けで深掘りしたいと考えています。

海外子会社の経営ポジションを歴任されていますが、「起業」という視点での指導内容は非常に新鮮だったようで、これまでに考えたことがないことをいろいろ考えた、非常に役に立った、というお言葉を賜りました。

 ありがとうございました&お疲れさまでした!

 弊社 畑田(はただ)と僕の2名で支援しましたが、まったく異なる視点の2名から指導・支援が受けられる点も、評価いただけたようです。

 これで、発明塾は当初の原理原則を破り「一名」でも参加できるようになりました。

もう、グループワークは不要です。

 自分たちで、自分たちが決めた原理原則を破壊して、突破する。

 発明塾®らしいと思います。

  途中ですが、まとめ~続きはまた後日

 2022年も引き続き、発明塾を世界中の方に利用いただくことで

 「個人」「組織人」両面での「成功」と「成長」を支援する

 そして、それにより

 稲盛さんが言う「物心両面での幸福」を提供したい

 と考えています。
(これに備え、盛和塾の機関誌を、すべて再度読み返しています)

 併せて言うと、

 チームメンバー・部下・上長の「物心両面での幸福」を実現できるリーダーとメンバー

 を育成していきたい、ということです。

「良い仲間と良い議論®」

 ですね。

 リーダー育成というと、リーダー個人を育てるような論調になりがちですが、発明塾では「良い仲間と良い議論®」の視点で、チーム全員、ひとりひとりの成長を促していきます。

 「ついていく勇気

も、必要ですからね。

2020年の6月以降、新たなメンバーが続々と加入しました。これまでと違い、知財や発明の専門家ではなく、それぞれの道の専門家です。
(募集時点で、知財に関する知識は不問にしております) 

よう考えたら、弊社は教育は専門ですので、入社時点で知識はまったくいらんのですよね。

僕は一切何も教えていませんが、皆さんきちんとスキルアップして、僕が期待するアウトプットを出されています。これは、弊社の過去メンバー(で既に卒業したメンバー)から見ると、不思議かもしれません。当時僕は、マンツーマンでかなり指導していましたので、、、。

 弊社の仕組み(経営の仕組み)も、この1年半ほどで、大幅にアップデートしました。

 今後は、弊社で実践している最新の教育指導法や、チームマネジメントの手法も、各サービス内で提供していきます。特に起業家の方には、今後の自身の会社経営に、おおいに役立てていただきたいと思います。知らないとおそらく、僕と同じ程度の回り道をする羽目になるでしょうが、それは大変気の毒です(笑)。

 楠浦 拝

 P.S. 続きはメルマガで、、、

 

 


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