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#34 運動会の徒競走に全力をかけた娘のはなし

先日、小学校の運動会がありました。親的に一番の目玉競技は小3長女の80m走。前回書いたnoteの続編でもあります。


事前の体育の時間にタイムを計測して、同じくらいのタイムの子が一緒に走るように走る順を決める。一番速い4人が最終走者、次に速い4人が第一走者、その次に速い4人から最終の1回前、2回前、3回前、、という順番。

最終走者になった長女。でも事前のタイム測定では長女より速い男子と、長女と同じタイムの男子がいた。

2人とも去年の徒競走でも長女と同じ最終走者だったサッカー少年。
レース自体もめちゃくちゃ接戦で、ゴールライン真横からのビデオ判定じゃないとわからないくらいに同時に3人がゴールしてた。(学校側では順位をつけないので、多分全員の親が「我が子が1位だった」って思ってるw)

去年と同じ因縁のメンバーとのレース。そしてタイム的には負けているという焦り。

長女は毎日寝る前に「足が速くなる」というトレーニングを、10分くらいだけど、3週間ほど前から毎日やった。

もともと私がインスタでみかけて1〜2回やらせたんだけど、必要性を感じたのか、私が声かけしなくても自分からやるようになり、いつの間にか習慣になってた。

彼女の「続ける力」には驚かされる。
私は「これいいじゃん!」ってとびついても、大抵は3日坊主になっていつのまにかやらなくなってる。でも長女はきちんと「習慣」にする手段を持っている。
スポーツトレーニングも勉強も「何をやるか」は重要だけけど、毎日飽きずにだらけずに、コツコツと地道に1ヶ月、2ヶ月、、1年と続けることの方がよっぽど難しいし、圧倒的な力になると思う。




運動会当日、緊張の中で迎えた80m走の最終レース。

長女はスタートのピストル音にびっくりしてつまずいた(去年もピストル音にびっくりしてスタート遅れたんだよ…心臓の弱さよ…笑)ものの、後半にすごい勢いで巻き返して1位でゴール!!!!!!

ライバル男子2人は短距離のほうが強い派で、長女は後半バテずに伸びる長距離派。なので後半にスピードアップして彼らを抜いてゴールすることができた。って、簡単に「長距離派」と彼女のことを言ったけれど、それも週1〜2回のペースで家の周りを2kmとか3km自主練している彼女の努力の成果。
才能だけではなく、努力で掴んだ1等賞。

そのレースはすごく気持ちが良くて、親バカだけど100回は動画見てる。笑


長女も強いライバルに勝ててすごく嬉しかったみたい。
小学生あるあるで、運動会前には同じレースを走る男子たちに「お前をビリにしてやるからな!!」と大口叩かれてからかわれていたから、そいつらをギャフンと言わせられたって喜んでた。

1レース前に走り終わっていた他の男子に「残念だけど、お前らの負けだよ。悔しいけれど⚪︎⚪︎(長女)がナンバーワンだぜ…」と学園もののドラマでしか聞かないようなセリフを言われたらしい。笑





今年の運動会は「目標を立てて、それに向かって日々コツコツ努力して、結果を出す」という美しいほどの成功体験になったと思う。



これが勉強にも活かせるといいな。

小3の今の時点で、勉強って結果(何位になるとか、あの子に負けたくないとか勝ちたいとか)がハッキリ見えないから、きっと本人の中でも燃えないんだろうけど、偏差値を気にし出したり、塾のクラスアップ・ダウンや席順を気にするようになったら、徒競走と同じようにゲーム感覚で、目標→努力→結果とPDCAを自分で回せるようになるんじゃないかなと期待。

(ちなみに、我が家は全統小とか全国テストの偏差値を本人に伝えていません。その数字のわけもわかってないのに、友達に言っちゃったりするから!そして友達からその親に伝わっちゃったりするから!数字だけが一人歩きするリスクが怖すぎる。。)


なにはともあれ、良い運動会でした。



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