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「青春」していますか?

青春とは人生のある一定の期間を指すのではない。心の様相をいうのだ。

この言葉に出会ったのは、ロイヤル株式会社時代の若林店の店長時代だった。

私が若林店店長の時、ビルの2解にトレーニングセンターがオープンした。1989年のことである。

オープニングセレモニーには、当時の江頭ファウンダーも来店された。

そのトレーニングセンターのロビーに架けられていた額がサミエル・ウルマンの「青春」という詩だった。

私は駆け出しの店長だったがこの詩に感動した。以来、新たに挑戦するときもつらいときも

この青春の詩を心の中で反芻している。

青春とは人生のある機関ではなく、心の持ち方をいう。

薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、

たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす、

青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。

ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときはじめて老いる。

歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。

苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い、精神は芥になる。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には

驚異にに惹かれる心、おさな児のような未知への探求心、

人生への興味の歓喜がある。

君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。

人から神から美・希望・嘉悦・力の霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲観の水に閉ざされるとき、

20歳であろうと人は老いる。

頭を高く上げ、希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして巳む。

(出典 「青春」という名の詩 幻の詩人サムエル・ウルマン 宇野収 作山宗久著 産業能率出版部刊)

しばらくたって、ビジネスコーチングを学ぶためにPHP研究所に行った。

そのロビーに展示してある松下幸之助翁が書かれた青春の色紙であった。

あらためて、「青春」しているか自問自答した。

自分らしく、自分の道を、どんな自分であっても認めて、青春の気持ちでいきたいものだ。

あなたは、青春してますか?

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