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介護等体験で介護福祉施設へ行ったときの話

前回記事でも言ったとおり、教職課程では介護等体験が義務付けられています。今日は介護福祉施設へ体験実習に行った時の話をしたいと思います。

体験実習といっても、訓練を受けているわけではないので介護者の世話をすることはありません(普段、寝たきりの母の介護を手伝ってはいますが、他人の世話をするとなると話が変わってきます。まあ、当たり前といえば当たり前ですが)。実際には、介護者と会話をしたり、レクリエーションに参加したりして過ごします。

僕は、何人かと一緒に福祉施設で体験実習することになったのですが、その施設でひと際目立ったおじいちゃんがいました。

そのおじいちゃんは世界中を旅して来たのだそうで、その時の体験を色々話して下さいました。「ダンケ!」とドイツ語でしゃべったり、とても陽気な方でした。

ある日、おじいちゃんは僕たちが教員を目指していると知ると、

「良いこと教えてあげる。」

そう言って、紙に何やら書き始めました。おじいちゃんが教えてくれたのは正しい教え方の4原則というものでした。

正しい教え方の4原則

  1. Known to unknown (知ってることから知らないことへ)

  2. Problem - oriented (問題を学習に結び付けて)

  3. Whole - Part - Whole (あらすじ→詳しく→締めくくり)

  4. Student Centered (つねに生徒を中心に)

これは良い授業に必要な要素をまとめたもので、どうもアメリカの研究機関で実際に良い授業を調べて導き出した結論なのだそうです(僕も調べてみましたが、残念ながら裏どりは出来ませんでした)。

その時にもらった紙は今も大事に取ってあります。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!