見出し画像

人生の転換期

35歳のときに訪れた人生の転換期

私の
父親は喫茶店のマスター。
母親はそこで働いていた(高校生バイト)ので私の胎教はジャズだったのかもしれない。

禁断の恋で生まれた私はずっと自分が存在していいのか存在価値はあるのか無意識に悩んで生きていたのかもしれない。
うまく笑えないのも 自己肯定感が低かったのも
ひねくれ者なのも いつも物事をナナメに見ちゃうのも
そんな理由だったのかもしれない。
両親は私が生まれたことを喜んでくれて
あなたが生まれてよかった、大好きと
いつも言ってくれていたけど
もし私を妊娠しなければ 母親は予定通り一流の大学へ行ってキャリアウーマンか何かになっていたかもしれない。

でも、そう私が思わないように 母親は気を付けていた。

ある人が私の生い立ちを聞いてくれて、
「それは辛かったね。」と、言ってくれた時に
ああ、私はそう思いたかったんだ。
と、気付いた。

今まで
自分は生まれちゃいけなかったと思わないように そう思ってはいけないのだと
心に蓋をして生きていたことに気付いた。

そう思ってもいいんだと気付いた時に
心の蓋が外れて
オセロの黒がズダダダダと白に変わって行くような体験をした。
私は生まれてこない方がよかったのかな。
そうハッキリと思ったときに
見える景色が変わった。

そして、
私はこれから自分の人生を生きて行けると思った。

そんな体験をした2018年。

この体験で分かったことは、
否定の気持ちに蓋をすると苦しいということ。
逆に苦しいまま35年生きてきた自分がすごい。
えらかったねと褒めてやりたい。

否定の気持ちを受け入れて、
そうだったのかと気付いた時に
新しい道が拓けた。

19歳で私を生むと決断してくれた母親にはとても感謝している。
人生の楽しみ方も身をもって教えてくれるし、友達のような存在。

否定の気持ちが生まれた時に、それを無視しないでほしい。
一旦その気持ちを受け入れることで
とても楽になるし、その先が見つかる。

***2018年のまとめとして書いていた文の再掲です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?