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よき相談相手になる

親にやらされる子」にしていませんか?

◇子どもが何かを決断する時、親が大人の態度で接することは、とても重要です。

「泳ぐのが下手だから水泳を習いなさい」
「肥満気味だからなにかスポーツをしたら」
このようなもの以外でも親が最初に動機付けを設定したものがあるなら、子どもがどう受け止めているのか確認するほうがいいです。

選んだのは自分でしょ、だから頑張りなさい
よく耳にしたことのある言葉です。
確かに子どもが選んだかもしれませんが、そこでうまくいかないことがあれば、じっくり話を聞く必要があります。
「やめたい」と伝えてくる子どもは必ず何か理由があるはずです。
まずは、それを聞いてあげる。

そして、「本当にやめてもいいのかな」「やめたら次は何をする?」「続けられない理由は、案外簡単に乗り越えられる問題かもしれないよ」といったアドバイスができるほうがいいです。
それなのに、「とにかく続けなさい」といった何の根拠もない発言をしていませんか。
そうではなく、まずは子どもとの対話を意識しましょう。

その中で「続けてほしい」という親の願いを伝えることはOKです。
ただ、「それでも辞めたい理由は何なの?」と、きちんと子どもの気持ちを聞いてあげてください。
一方的でない本当の意味での対話が必要なのです。

あくまでも、やめるやめないの選択をしていいのは、子どもです。
やるやらないも決めるのは親ではなく子どもです。
それを理解したうえで、子どものやりたいことをやらせてあげるのが大人の態度ではないでしょうか。

嫌でもやらないといけないことがある。

そんなことよく聞きます。
僕も空手が嫌になりました。でも、続けました。
そのおかげでたくさんの価値ある出会いをして、充実した人生になったあことは間違いないし、僕にとって宝物です。

こういった美談はたくさんあると思います。
なので、嫌なことでも続けるほうがいいに決まっていると思い込んでいるのが日本人なのではないでしょうか。
それが、忍耐力とか、我慢強さに繋がっていくのでしょう。

でも、これは根本的に好きであることが大切です。
僕が空手をやめたいと思った時、確かに嫌で嫌でやめたいと思ったけど、空手が好きでした。勝てない自分や練習で言われることが処理できずにいる自分が嫌だったのです。

そうでない場合は、「嫌なこと」を楽しいと思えるように発展させるべきではないでしょうか。

そのためにもやめるという選択肢もまた1つではないでしょうか。
親である以上子どもの逃げ道を確保してあげてください。
嫌なものに耐える」という考え方で何でもやってしまうと最高のパフォーマンスなんて発揮できません。

スポーツでも、習い事でも、いろいろやり直しの機会を何度でも与えるべきだと思います。

皆さんはどう思いますか?


では、また!👋

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