見出し画像

好きを夢に①

今年はいっぱいnote書こう!と決めたのに、全然書けてないです。
時間の使い方、難しい。

今日は、ここ1年間企業のインターンや国際保健やら何やらを経て、いろいろ考えて、その結果至った、私の“現在の”夢をご紹介いたします。
今回は第1弾。最近気づいた大事な気づきについて。
(割と、医学部生としていかがかな…ということを言いますが、一個人の意見なのでお手柔らかに。)

国境なき医師団に入りたいという単純な想いが、医学部を目指すという決断に至り、国際保健という分野に出会い、国際保健の領域の広さを知り、
「国境なき医師団みたいなNGO素敵だし、でも厚労省とかの仕事も大事だよなあ」と迷っていました。最近まで。

話は少し変わりますが、4月の初めに離島の診療所へ実習に行きました。島の半分以上は畑で、1時間もあれば歩いて一周できるとても小さな島です。お年寄りの方がほとんどなのですが、皆さんとてもお元気で90歳以上の方も杖なしで歩いているすごい世界です(笑)
おじいちゃんおばあちゃんとお話しするのが大好きなので、お昼休みに毎日、近くの老人ホームに顔を出していました。
カラオケを1度させてもらったのですが、ものすごく好評でその日以降毎日マイクを握らせていただきました。
(部活で慰問コンサートをよく企画しているので、高齢の方が好きそうな選曲や歌い方をするのが大得意なのです(笑))
自分の歌ですごい喜んでくれるのがとても嬉しかったし、遊びに行くたびに「また来てくれた~」って喜んでくれたのも、すごい嬉しかったんです。
そして、普通の病院に戻って気づいたことなのですが…
病気の人よりも、元気な人と話す方が楽しい」んですよね。

それはそうってみんなに言われるんですけど、当たり前に見えてすごく大事な気付きだと思いません…?
病気の有無で区別や比較しようとしているわけではないんです。
もちろん今までの実習で担当した患者さんと話すの、すごく楽しかったです!みんな孫のように可愛がってくれて、お別れの時はいつも寂しくてお手紙書いていました。
もう一つ、実習で思ったことは、医者って何もできないってこと。(前の記事でも書いたけど)実際、病気治してるのって薬じゃない…?って何回も思いました。薬処方するくらいなら本見ればできるし、「私」じゃなくてもできるんですよ。

「私」にしかできないことって何だろう…って考えると、あげればキリがないのですが(笑)、
・どんなに気難しい人も心を許してくれるような人懐こさ(と笑顔)
・相手をハッピーにできる前向きさ、まっすぐさ
が、とりあえず私のいいところなんです!

そして、さっきの気づきです。
医師って主に「マイナスをゼロにする」お仕事です。もちろんその仕事も大事で、すごいことなんですけど、私向いてないなーって。
私は「プラスを、もっとプラスにする」ことがしたいなと思ったんです。
幸いなことに、私のまわりに重い病気をもった人がいないこともこう思った理由の一つなのでしょうが、私は今日元気な人が明日も笑ってくれている方が嬉しいなと。
大好きな人たちが、今日も明日も、次会った時も笑ってくれてるのがいちばん嬉しい。

第1弾の、最近の気づきについてはここまでです。
次回は、この気づきを踏まえて、今どんな選択肢を考えているかのご紹介です。

次回がいつになると断言できませんので、少しだけ書かせていただくと、
医者の道をリタイアするつもりはありません。
しっかり国試を受けて免許はとります。猛勉強中です。
実習先の先生や同級生に声を大にして語る勇気はまだありませんが、
私にとっては、叶えたい素敵な夢です✨
第2弾書けた時には、また目を通していただけると嬉しいです。
#医学生 #夢 #医師 #エッセイ #大学生 #気づき


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?