キャサリン

旅するソーシャルワーカー   ☆21年居宅のケアマネジャー☆独立型居宅介護支援事業所を…

キャサリン

旅するソーシャルワーカー   ☆21年居宅のケアマネジャー☆独立型居宅介護支援事業所を11年運営☆好物は、事例検討やグループワーク・体験型の学び・対人援助のベーシックスキルアップ(福祉職が、自分のやっていることに意味を見出し価値を感じることはワークエンゲージメントを高める!)

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愛すべき出会った人たち 4

彼は、Oふみおさんと言った。 わたしとは誕生日が一日違いだった。 背の高い人だった。 生まれつきの股関節変形症で歩く時に少しバランスが悪かった。 それでも、 瓦を運ぶ仕事を長年していた。 昔々は手作業で、一輪車で運んでいたらしい。 いわゆる肉体労働で、食事の時には、どんぶりでごはんを3杯は食べていたと話してくれた。 昼休みには、妻がしていた食堂の出前も手伝っていた、 とのどかな時代を思い出すように話してくれた。 姉さん女房のおかあちゃんのことが大好きだった。 息子が借金で家

    • 愛すべき出会った人たち 2

      彼女は、いわゆる「担当」する随分前からその存在を知っていた。 というのは、彼女を担当するヘルパーから相談を何度も受けていたからでした。熱心なヘルパーさんだった。 例えば相談としては、足の浮腫(むくみ)がひどいので、足浴(足を洗う)の時にマッサージをするのはよくないことなのか?担当のケアマネジャーからは違法だといわれた、という相談内容だった。 どうやらことあるごとにそのヘルパーとケアマネジャーは意見ぶつかっていたようだった。 さて、 何人かのケアマネジャーを経由して、そのヘル

      • 愛すべき出会った人たち 1

        昨夜、「看取り」を生活の中に、もしくは、人生の節目のように 当たり前の出来事として迎えれるといいなあ、という話をしていました。 スタッフ側の視点ですけど。 「死」が特別なものとしてとらえられる のではなく、 日常の中にある出来事として、 受け止められるのがいいなあ、という話をしました。 スタッフ側(特に施設)だと、 急変→救急搬送 という図式になることがまだまだ多い。もしくは、 「大変」「自分の当番の時でないようにと祈る」 正直な声ですが、 もう少し自然な場面となればいい

        • あきらめ癖を脱出!自分の可能性を広げる 来月から月に1回 固定メンバーでオンラン勉強会します♡メンバー募集 「ゆとりをもって仕事する福祉・介護のベテランの勉強会」 金曜日の夜もしくは、土曜日の午後 半年もしくは一年 スーパービジョンのスキルを学びあいたいと考えています。

        愛すべき出会った人たち 4

        • 愛すべき出会った人たち 2

        • 愛すべき出会った人たち 1

        • あきらめ癖を脱出!自分の可能性を広げる 来月から月に1回 固定メンバーでオンラン勉強会します♡メンバー募集 「ゆとりをもって仕事する福祉・介護のベテランの勉強会」 金曜日の夜もしくは、土曜日の午後 半年もしくは一年 スーパービジョンのスキルを学びあいたいと考えています。

          愛すべき出会ってきた人たち 0

          ケアマネジャーとして長年働いてきました。 福祉の仕事、としては、指導員や生活指導員、ソーシャルワーカーなどいろんな職名で働きました。 仕事を通じて出会ったクライアントや利用者、メンバーなどど呼ばれる 出会った人について 綴っておきたいと思います。 彼らとの出会いは一体なんだったんだろう、と思います。 仕事として お役目があり、出会っているわけですが、 なんだか私に語りかけてくださったようにも思います。 簡単にいうと、 自分を育ててくださった人々とも言えます。 なので、

          愛すべき出会ってきた人たち 0

          100人の声 NO.2

          2/11 ゆみちゃん 1.仕事のきっかけ  小学校5年生の時に、人の話を聞くことを褒められ、将来を考えた。  漠然と考えた対人援助職(母や祖母が医療職だったことも大きく影響している)  (老人・障がい者児童等)対象を考えるよりは、いろんな人と出会う機関のある医療機関で働くことを選んだ。  医療機関で働いた。そこは、医療ソーシャルワーカーを配置することが初めてであったこともあり、院長、師長や事務課長等が期待を込め、かわいがってくれた。その後いったん福祉施設でも働いたけれど、水

          100人の声 NO.2

          100人の声 NO.1

          さかもっちゃん  60歳代 主任ケアマネジャー(10年くらい) 0.この仕事に就くきっかけ?   ケアマネジャーの資格をとり、施設で勤務していた頃に、ある研修に参加したところ、在宅で支援する仕事に魅力を感じたから。(本人が望むことをどのように実現するかを無限に考え、支援する仕事と感じた。施設での生活では、本人の希望は施設内で可能なことであれば実現される可能性があるという限られた支援になる) 1.この仕事がおもしろいと思うところ…   自分がわかる!   こんなことがあ

          100人の声 NO.1

          被災地支援

          まもなく3月11日がやってきます。 あの日、 わたしは、開設した独立型居宅介護支援事業所の事務所にいました。 ひとりっきりの事務所で、遠方にいるまだ見ぬ仲間の励ましをツイッター(当時)で見ていると、続々とニュースが飛び込んできました。 これは、リアルなのか!?と疑いたくなるような映像でした。 お隣の製麺所さんが仙台出身と聞いていたこともあり、 急いで映像を一緒に見ました。 どうやってその場が過ぎたのかは覚えていません。 阪神淡路大震災の時に「ボランティア」が駆けつけていたこ

          As a social work

          「ともだち100人できるかな~♪100人で食べたいな。🎶」 介護や福祉の仕事について20年。 そこそこ長くやってきました。 働く人が元気であれば、その先にいらっしゃる人も元気になる。 元気、とは、「もとにある気(エネルギー)」 なんらかの環境、事情により、「もと」でなくなっているエネルギーが元になることを願って、2021年働く人を応援する生業をはじめました。 ここでは、 福祉や介護など、人をサポートする仕事のプロフェッショナルに 仕事についてインタビューしたことや これ

          As a social work