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魔女の一撃

音楽を聴きながら書いたので
流しながらお読み頂ければ幸いです。

下世話な話になるので
苦手な方はスルーでお願いします。

あれは
きゃらを少年がまだ14歳のころ
小学校2年からサッカークラブに通い
体が形成される段階で座高が高い

言い換えるならば短足に他ならない

鏡を見ながらデッサンしたとき
等身大なアイコンがnoteを飾る

ませている友達は早い
女子には膨大な興味をもっていても
女子に興味をもたれたことのない
不遇な時代

友達が言った謎の言葉

「口でしてもらうのが好きだ」

ぬおーーーーードカン!!
くるくる回った末に爆発した

そんなことってあるのか
羨ましすぎて
どうしていいかわからず
それを聞いたさくらんぼ達は
夕陽に向かって走り出す

羨ましすぎるけども
どうすることもできず
悶々とする

だがしかし
暗いと不平を言うのは嫌いで
暗いならば自らが明かりをつければいい

レディーの口が無理ならば
自分の口でしてみればいい

胡坐をかいてみる
けども届くことはない
余計な座高が邪魔をする

なんとなく状態を逸らして
その反動で前かがみになると
どこからわいた根拠か

「いけそうだな」

ただ、このままでは無理だ。

普段はシャワーですませていた
その日は湯舟につかり
ゆでだこ状態になり体中をほぐす

お風呂を上がり部屋に戻り
風呂場で一度履いたパンツを脱ぎ取り
大地に我独り!

胡坐をかいてみると
なんか近い
なんか近いぞーーー!
けど、届くことはない。

だけど状態をそらせば
ワンチャンいけそうだ

上手くいっても
一瞬口がつくか程度だから
趣旨が変わっていることに
気づかないきゃらを少年ぽつり

だが、白熱していたのは確かで
何度か大きく状態を逸らしたとき

グキリ・・・・・

ぎゃーーーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーーーーーーーーーーーーー

それは魔女の一撃

悲鳴は部屋を超え
住んでいた団地を超え
町内を超え大地を引き裂いた

あまりの痛さに腰は動かない
身動きなど取れることもない

「どうしたのーーー」と
駆け寄ってくる音がする。

毛布はあるが1m先
たった1mの距離が
この時は100万光年
銀河を超えた

パラダイス銀河なら歌いたい

わざわざローラスケートなんて
履くから足元が固まらず
グループは解散してしまう

人は余計な事をついしてしまう
そんな生き物なのかもしれないな

ようこそここにー

母親にヘルプを求めたいけども
同時に来てほしくなくもある
母親ならばデリケートに
この子を助けなければならない

この子は、腰を痛めてはいるだけではない
この子が一番怪我をしているのは
オツムなのだから

この時から長くても2年に一度
魔女の一撃を見舞われるようになった

本当に痛すぎて
くらった直後の心理的呵責は大きい

軽はずみな欲望
その代償はあまりにも大きすぎた

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