西谷恭兵 kyohei nishiya

COFFEECOUNTER NISHIYA の人。生まれてすぐに両親の営むスナックのカ…

西谷恭兵 kyohei nishiya

COFFEECOUNTER NISHIYA の人。生まれてすぐに両親の営むスナックのカウンターで寝かしつけられ、幼少期の頃から店の準備を手伝うようになる。17歳でカウンターに立ち、両親から対面接客の基礎を学ぶ。生粋のカウンターマン。趣味は洋服、信条は「身の丈」に生きる。

最近の記事

いいわけ。

2月に始めたnote、月一更新を目標にしていたけど7月から三ヶ月もサボってしまいました。 言い訳としては7月から英会話教室に通っていて、noteを書くスイッチが全く入らなくなってしまいました。つくづく私はカウンター以外で複数のことを同時に進めることが苦手だということを再確認しました。 ニシヤを渋谷から浅草へ移したのは一昨年の2月で、その頃は全くと言っていいほど海外のお客さまはいらっしゃいませんでした。物件を探す際も蔵前から入ったので、ニシヤは観光地である浅草だというのもオー

    • 私がSNSをやらない理由

      定期的にお客さまから聞かれる「私がSNSをやらない理由」について今日は書いてみようと思う。 いきなり話が脱線してしまうけど、私は美味しいご飯屋さんを知らない。よくお客さまから「詳しそう」と言われるが、いわゆる人気店や有名店、流行りの店を全くもって知らない。 なぜかというと、そういうものに全く興味がなく、どこで何を食べても美味しく食べられるので、新規開拓のためにわざわざ調べたり、食事目的で遠くまで出かけたことがこれまで一度も無い。たくさんのお店を知ることよりも、近くのお店に通

      • プレミアムプリン誕生秘話

        「誕生秘話」なんて大袈裟に書いてみたけど、実際はなんてことない話し。 2013年9月、渋谷にコーヒーハウスニシヤをオープンした時、スイーツは「プリン」と「ガトーショコラ」の二種類だけでした。 今では全く想像がつかないと思いますが、オープン当初はバックカウンターにお酒のボトルがビッシリと並び、生ビールはもちろん、お酒がしっかり飲めるお店でした。氷も氷屋から仕入れていたくらい。昔から西谷を知っている人は「お酒を注いでいる人」のイメージが強いのではないでしょうか。 それもあってス

        • 飲食店におけるトイレの重要性

          今日はお店のトイレについて私の考えを書いてみようと思う。 「お店に行ったら必ずトイレを見ておくように」 これは飲食業界に入った頃、先輩やお客さま、また両親から言われた言葉で、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 説明は不要だと思いますが、トイレの清潔さでお店の印象が変わったり、店主の意識やセンスを感じることが出来ると思います。 私も独立開業するまでは外食の際には必ずトイレを見るようにしていました。誤解があるといけないので伝えておくと、トイレでそのお店を評価

          独立開業は夢ではなく、生活するための手段だった。

          今日は開業に至った経緯、というかタイトルの通り開業は私にとって当たり前のことだったことについて話してみようと思う。 勝手な想像だけど、お店をされているほとんどの方がお店を持つことを夢や目標にしてきたのではないでしょうか。 十代後半から二十歳を過ぎたくらいに夢を持って飲食業界の門を叩き、十分とは言えない程の給料で朝から晩まで馬車馬のように働く。お店によっては先輩に罵倒される毎日が待っていることも。飲食に限った話ではないと思うけど、飲食はわかりやすい縦社会なうえに必ずと言ってい

          独立開業は夢ではなく、生活するための手段だった。

          44歳を目前にして、自己紹介をしてみよう。

          開業して10年、バリスタの仕事も20年続けているとそこそこ有名店?有名人?になって、みんながイメージしている「西谷さん」と実際の「西谷」が乖離していることを日々感じています(笑) これからnoteでお付き合いいただく前に、セルフQ & A方式で簡単な自己紹介をしてみようと思います。 名前:西谷恭兵(にしやきょうへい) 生年月日:1979年5月2日(3220g) 出身地:埼玉県浦和市(現さいたま市) 血液型:A型(リモコン揃ってそう〜って言われるけど、揃ってないです) 出身高

          44歳を目前にして、自己紹介をしてみよう。

          世界で一番美味しいコーヒーを淹れるよりも、世界で一番美しくコーヒーを淹れたい

          noteを始めることを決めたものの、ネタがありすぎて何から書こうか悩みに悩み… 開業前の話になるが、税理士事務所主催のセミナーに登壇した時の話を一発目に書くことにしよう。 2011年、当時私は北青山にある紀ノ国屋インターナショナルというスーパーマーケットに併設するイタリアンバールで店長として働いていた。ある日決まって週末にご利用いただいていた女性のお客さまから名刺を差し出され突然こんなことを言われた。 「税理士をしている者です。あなたの仕事を毎週見ているけど、コーヒーが美味

          世界で一番美味しいコーヒーを淹れるよりも、世界で一番美しくコーヒーを淹れたい