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📓【note目的論】それは「本当に」あなたの目的ですか?

「あなたはなぜnoteを始めたのですか?」

そう尋ねられた場合、
理由を明確に説明できる人は多いと思います。

では、

「あなたはnoteを通してどうなりたいのですか?」

尋ねられたらどうでしょうか。

アウトプットをして学びを得たい。
副収入を得たい。

そういう意見ももちろんあるでしょう。

しかし、筆者は、
それは一次的な目的になり得ると思っています。

目的を定めることは大事です。

目的はいわば、
地図の中で目指す最終到達地点。

目的地が定まっていないのに、
闇雲に道を歩いていては道に迷うだけです。

「そんなことは分かってるけどなぁ・・・」

と思う人もいると思います。

ただ、
この記事を読んでいるということは、
記事を読んで何かのきっかけを得たりとか、
ヒントを求めているかもしれない。

そこで、この記事では、
様々語られているnoteの目的という部分を、
もっと深めて考えてみるという記事にしていきます。

もう一度、
原点に立ち返るつもりで、
読んでもらえればと思います。


3人の大工の話

あるところに、
Aさん、Bさん、Cさんという、
3人の新人の大工がいました。

さて、その3人の大工たちは、
それぞれレンガを積んでいます。

そこにある人が尋ねてきて、
Aさんに尋ねました。

「今、あなたは何をしているのですか?」

Aさんは答えました。

「見れば分かるでしょ。壁をつくっているんですよ」

と。

続けてBさんに尋ねます。

「今、あなたは何をしているのですか?」

Bさんは答えました。

「僕は学校を作っているんです」

と。

最後に残っているCさんに尋ねました。

「今、あなたは何をしているのですか?」

Cさんはこう答えたのです。

「僕はここに子供たちの夢を作っているんです。子供たちの大きな夢が集まる学校を作っているんですよ!」

3人とも取っているのは同じ行動です。

さてこの3人の大工。

10年後は果たしてどうなっているでしょうか。

予想してみてください。

・・・10年後。

Aさんはそのまま大工を続けていたそうです。

一方、
Bさんは棟梁になりました。

そして、Cさん。
Cさんは勤めていた建設会社の社長ににまで登り詰めたそうです。

同じところからスタートした3人。

3人の違いは何だったのか。

それは「目的意識」です。

目の前にある仕事の「先」をどこまで考えることができるかで、これだけの差が生まれる。

目的をどこまで深堀できるかによって、
その人がどの角度で成長していくのかということが規定されます

では、noteはどうでしょうか。

アウトプットをするため?
副収入を得るため?

・・・

この目的意識に関連する話に、
松下幸之助さんの有名なエピソードがあります。

経営の神様と呼ばれた松下幸之助。
社長になっても尚、現場に足を運んでいたようです。

そこで、
1人の電球をつまらなそうに磨く若者に出会います。

松下さんは率直に尋ねました。

「電球を磨くのはつまらんか?」

その若者は正直に、

「はい」

と答えたそうです。

すると、
松下さんは言いました。

「そりゃあんたは電球を磨くことしか考えてないからや。このあんたの磨いた電球で子どもたちが暗い中でも明りを灯して本を読むことができるんや。そう考えたらあんたは電球を磨いているやなくて、子供たちの夢を磨いているんや」。

そして、こう続けたそうです。

「物の先にある笑顔を想像できんかったら、物を作ったらあかんのやで。子供たちの夢のために、日本中、世界中にこの電球を灯そうや」

と。

これこそが、
「目的意識」なのです。

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