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生活科・総合的な学習の時間について

5.6時間目には活動的、能動的な授業をということでいうと、生活科や総合的な学習の時間を入れることも多いです。


ということで今回は生活科・総合的な学習の時間について書いていきます。


内容について細かく書いても、実態の違いなどもあるため、教員として、こんなスタンスでいます。
ということを書いていきます。


まず、他の教科と違うのは、授業の舵取りをしているのが、子どもである。
という点です。


場づくりや環境づくりは教師の方で行いますが、その中で何をしていくか、決めるのは子どもたちです。


具体的な例を挙げると
「下級生と交流をして喜んでもらおう」
という学習になった時
(本来交流をするなども子どもから出てくるとよいのですが)
「けん玉を教えてあげよう」
「絵本の読み聞かせをしてあげよう」
「一緒にドッジボールをしよう」
という様々な選択肢を子どもたちが選びます。
選んだものを「下級生を喜ばせる」という目標のもと、自分たちで計画、実行までもっていきます。


そして、その到達のために教師は伴走や助言などをし、サポートしていきます。
しかし、進めていくのは子どもたち自身です。


私は「多分うまくいかないな」と思っても、本人たちが、「大丈夫」と思っていたら、危険なこと以外は口出ししません。
「失敗」という学習も積み重ねてほしいからです。


失敗から自分たちで学びを得て、次に修正していく、改善していく力こそ、これから社会に出た時に、絶対に必要な力だと思うからです。


生活科・総合的な学習の時間には他の授業では得られない力を得ることができると思っています。


これからの教育の要はもしかしたらここかもしれません。


なんだかボヤッとした内容になってしまいましたが、本日もお読みいただきありがとうございました。

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