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うつに怯えて禁酒して整形級に顔が変わった話

私は家具職人の修業をするまでは
不動産屋で働き派手な先輩達に
毎晩のように飲みに連れて行ってもらってた。

自由に使えるお金が多い人ばかりで
気兼ねなくゴチになっていたけど
会社を辞めて家具職人の修業を始めると
精神的にゆとりがなくなり疎遠になったし
修業とバイトで精一杯で飲む機会も減った。

家具職人として木工所に勤めた頃、
周りの職人さんは飲む人が多いので
下っ端として盛り上げ役兼ねて
また飲むようになった。

ある日献血の結果が届き、
γGPTが異常な数値と知ったのが24歳。
恥ずかしかった…禁酒して次の献血時には
正常値に戻っていたのでまた飲み始めた。

田舎暮らししてからも家の前がコンビニで、
一人で晩酌してみたら、毎日になった。
ただ、友達もいない田舎で仕事も忙しく、
飲んでいる場合じゃなくなり自然に辞めた。

いつしか飲むお金も時間もゆとりがなく
田舎で1人災害時に飲酒で避難できない現実、
飲むのはお正月などに実家に帰るついでに
マラソンで知り合った人と集まる時のみ。
みんなよく飲むから私も楽しく飲んだ。

毎回記憶を失くしてはネタにして…の反復。
財布を失くし、携帯を落とし、PCを壊し、
面白かったけど、記憶を失くしては
翌日に友達に迷惑かけてないか、支払いしたか
どうやって帰ってきたか?確認も笑えない…

失くした記憶、出てこない答えを探るのが
徐々に憂鬱になり、友達に罪悪感を抱え
最初は翌日だけが、いつしか1週間鬱状態に。

友達からは酔っていたように見えない
記憶が無いとか信じられない位、普通だよ

と…

何かおかしい…昼間の記憶力も低下してきた。
今でこそ鬱状態はデフォルトだけど
当時は感じたことがない憂鬱に恐怖感を抱き
飲酒翌日憂鬱、などでネットで調べたら、

アルコール依存性とうつ病について書いてあり
ギョッとして記事を読んでみた。
信憑性はわからないけど、うつ病は勘弁して!
っと強く思い、その日からピタリと辞めた。

もちろん、スーパーで惣菜やお菓子を見たら
『うわー!ビールと最高の組み合わせやん』
と何度も思ったけど、
うつ病になりたくない気持ちが勝ち、耐えた。

そのまま耐えて七年目を迎えるけど
いまだに『乾杯の一口だけ』でも飲まない。
きっとたった一口でスリップするから。
すると一気にまた飲む生活に戻る自信がある…

一口、一杯、一缶、で止めれたら
こんなに憂鬱にならないだろう。
私はビールとうまく付き合えない。
だから一生辞める覚悟でいる。

お酒辞めたら体調が良くなった。
内臓も楽だし、脳もスッキリしたし、
何よりむくみがスッキリ取れて顔痩せした。
身体は痩せてても顔だけが大きく、
アゴのラインがパンパンで骨も埋もれてたのに
シュッとして手で顔を覆う時痩せた実感あり。

整形級に顔が変わった。顔つきが変わった。
目も腫れがマシになり肌荒れもマシになった。
テレビで俳優さんとか出演者をみると
なんとなくお酒飲む人の顔のむくみ方が
わかるようになった。

私個人的に禁酒は良い効果ばかりで
禁酒してよかったし、今後も断る自信もある。
内臓の疲れが無いのも最高だった。
いずれ認知症になって忘れる事が増えるのに
わざわざ忘れる事をするのも馬鹿げてる
何かトラブルがあって避難や救助するのに
飲酒で運転・身動き取れないと絶対後悔する
言わなくていい事言ってしまう恐れもある。
だからこそ飲むメリットを感じれない。

ここまで書いていて信じられないと思うけど、
たった一口だけを許すと崩れる自信もある。
ガバガバ飲んで、今日だけ…が明日もとなる。
やっぱりアルコール依存性だったのかな?

自力で辞めれて安堵中。(スリップには慎重)

もちろん飲酒する人を否定していない。
お酒飲まないから正しいわけではない。
ただただ私は若い頃は楽しかったお酒が
憂鬱に変わり体調も悪くなり、合わないと知り
依存性や鬱に恐ると同時に
顔や身体がスッキリした
快適さを手放したくないから断酒継続する。

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