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じいちゃんのみかんと、日曜のものづくり

大量にみかんが届いた話

90歳以上になる母方の祖父から、庭で育てた柑橘類がいろいろ届きまして2週間くらいが経過してしまいました。

私は柑橘類が無差別的に好きなのですが、東北ではあまり収穫されないので、無料でこんなにもらえたことに一時、歓喜しました。
伊予柑、せとか、デコポン、みかんとか色々あるそうなのですが、どれがどれか分からない。そして想像以上の量で食べきれない、、、。

じいちゃんから、柑橘いろいろ届きました

そんなにいろいろ植えられるほど、庭、広かったっけ・・・?
私が子どものころから畑仕事が好きだった祖父。スイカとか枝豆とかいっぱいもらって食べた記憶が蘇ります。
柑橘類は最近植えたのかな。
すごいな。
90歳になって元気だなあ。

4-5年前に会った時は「私のことわかるかなー」というほどに、じいちゃんはちょっとぼーっとしてたけど、今も果物育ててたんだね。

みかんジャムレシピ (超ざっくり)

いや、しかし、このままではクラス全員腐ったみかんになってしまうということでレシピを調べジャムにすることにしました。

<アバウトなレシピ>
みかん 10個くらい(約500g程度)
三温糖 200〜400gくらい
レモン汁 大さじ2〜5杯くらい (多分 30mlくらい入れた)
*基本目分量で味見しながら
*参考:https://youtu.be/lcorSsAUuXs


「引っ張りみじん切り機」商品レビュー

ジャムにするのに、家にブレンダーがなくまずは買い出しからや・・・!
電動でしっくりくるものがなく、ニトリでアナログの『引っ張りみじん切り機(Lサイズ)』をお試し価格で購入。
https://www.nitori-net.jp/ec/product/8978108s/

スクリューについている刃物は思った以上に鋭利で油断して洗ったら右手親指にブッ刺さって、流血に。。。採血以外でこんなに血がながれるのを久しぶりにみました。

痛かった思い出を絵にしてみた。

みかんジャムをつくってみた

傷ついた指を止血しつつ、まずはムキムキしていきます。
市販のものと違って皮がうすく向きずらいのですが、せっせと10個ほど剥いて、身をほぐしていきます。おそらく、ここが今日一番手間のかかる作業。

さぁ、引っ張りみじん切り機ちゃんの出番です。
ボウルに入れて、取ってを引いてブンブン回します。


ぶんぶんするの図

みじん切り機ちゃんには正直あまり期待してなかったけど、ジュースでも飲めるレベルに綺麗にブレンドされました。


ブレンド後。きれいなオレンジ

電動のものは、店頭でみるかぎりゴツくて意外にでかくてパーツが多かったので置き場にも困りそうだし、メンテナンスがめんどくさそうだと感じました。電源をつなぐのも面倒だし。値段も3〜10倍くらい。
1000円以下で、こんなにちゃんと働いてくれるので良い買い物をしたと思います。

さて、こっぱみじんにブレンドされたみかんたちを煮詰めていきます。
500gほどのみかんに対して、三温糖(ブラウンシュガー)を200〜400gほど加え、レモン汁大さじ2〜5杯を味をみながら入れて煮詰めていきます。


種と灰汁をとりながらまぜまぜ、三温糖をいれるとちょっと茶色くなります。


砂糖多いかな〜と思いましたけど、案外甘さは控えめです。(市販のはどんんだけ砂糖はいてるんだとゾッとします。)
この、みかんはじいちゃん作なので種が多く、煮詰めて浮かせて灰汁と一緒に取り除くを繰り返します。
ひと煮立ちさせ、味を整えを繰り返し、とろみがついたら完成!
空き瓶につめて、保存がきくよう煮沸します。


完成感あるジャムの図


試しにヨーグルトにかけると、「うまぁあああ!」、苦味がほどよく効きつつ砂糖で緩和されていい感じでした。

ヨーグルトにいれると美味かった。市販のジャムほど、とろみは出ず

じいちゃんの思い出と、ものづくりと、豊かな午後


大地とじいちゃんの恵みに感謝する日曜の午後。
そして、休みの日のものづくりは楽しい。
小学校の夏休みに軽トラに乗せてもらって、じいちゃんの畑にスイカをとりにいき、「ぶっちゃけ、あまり甘くないなあ」と思いながらも楽しく食べたのを思い出します。
じいちゃんのものづくり精神が、私に豊かな時間を与えてくれました。
まだまだ、元気で私にみかんを届けてください。

みかんジャムレシピ:https://youtu.be/lcorSsAUuXs
引っ張りみじん切り機:https://www.nitori-net.jp/ec/product/8978108s/

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