こんにちはKyokoです！

記憶が退化しないうちに1型糖尿病である私の二度目の妊娠を振り返ります。

この記事では、妊活スタートから、不妊治療を経て妊娠、転院するまでの経験をシェアしたいと思います。

前提

• 1型糖尿病の持病あり 妊活・妊娠いかんに関わらず要継続通院&治療

• 第一子は妊娠高血圧症候群により35週の早産で緊急帝王切開にて出産

• 前回の妊娠〜出産＠東京女子医大

妊活するまでの葛藤

▲HbA1C-7.3▲

長女が3歳になるのを前に、お世話も随分楽になってきて、”もう1人いてもいける気がする”と思えるようになってきた。

ただ、1型糖尿病で妊娠すると、妊娠期間中、低血糖スレスレを狙い続けるような厳格な血糖コントロールをしなくてはならず、これがとてーーーーーも大変で、また血糖コントロール強化合宿のような日々を送るのかと思うとイェイ妊活するぜー！みたいなノリノリの気持ちにはなれませんでした。

かつ今回は、子どもの世話もしながら、フルタイムで仕事して、血糖コントロールも超厳格にしないといけないという、気にしなきゃいけないことてんこ盛りの、未知の領域すぎるチャレンジ。果たして無事に出産までいけるんだろうか？

でも、もうひとり家族が欲しかったし、年齢的にも妊娠率下がりや流産率がグッと上がる年齢にも差し掛かっていたのでやはりトライしてみることにしました。覚悟。

しばらく血糖値の数値がHbA1c 7.0以上が続いていたため、6.2になってから妊活スタートにしたかったけど、加齢は止められないので、見切り発車でスタートすることに。

リブレのアプリの目標範囲を70-120mh/dLにして、目標範囲内であった時間が70%に設定。上がってきた時の追加打ちや、食事量の固定化など工夫して厳格コントールもスタート。

不妊治療のクリニック選定

特に不妊の傾向があるわけではなかったが、できるだけ早く授かりたかったのもあるし、自己流で進めるより、プロフェッショナルな観点をもとに適切なアクションをしたかったので、妊娠希望意思が固まってからすぐにクリニックを受診しました。保険適応が始まったのも後押しになった。

友人が卵子凍結していたり、実際に知り合いが授かっている実例が多かったの杉山産婦人科に決定。色々クリニックを比較検討する時間ももったいなかったので（せっかち）、信頼できる＆価値観近しい友人からの紹介で決めた。

クリニック通院開始 治療方針確定

▲HbA1c- 6.9▲

まずは 不妊ドッグを受診
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ここで知ったのが、
帝王切開を経験していると、
1人目妊娠の時にはなかったリスク、
内臓癒着、卵管癒着などのリスクもあるとのことで、
１人目と同じつもりじゃだめなんだと気付かされた。
もうこれを聞いただけで、プロのところに来て良かったと思った。

確かに年齢も違う。1人目は妊娠時34才になったばかり。今は37.5才。この3.5年の差は大きい。グラフで見ると妊娠率がぐっと急降下し、流産率もあがり始める。方法にはこだわらず、できるだけ最短距離で妊娠までいけるといいなと思った。

検査結果ドーン！ 治療方針決まる

AMH（卵巣機能の予備能力）が42歳以上となっており実年齢より+5歳！正直聞いた時ショックだった！

ただし先生曰く、卵子の質を反映しているわけではないとのこと。基本的に数値を改善することはできないので、早めの不妊治療をおすすめとのことでした。つまり残りの在庫で早めに手を打ちましょうと。自然妊娠はあと粘っても3ヶ月くらいで、人工授精にステップアップしましょう。とのことでした。検査結果も納得だったので、すんなりと方針を受け入れることができました。

また1型糖尿病の治療との兼ね合いは専門外なので、糖尿病の専門医に相談をとのことでした。まぁそうだと思います。ちなみに、糖尿病の主治医からは特に治療で影響を受けることはないので、妊活中もいつも通りのHbA1c7.0以下を目指してインスリン治療を、とのことでした。

杉山に通院しはじめてから約1ヶ月 検査から治療方針決まるまで5回の通院。自力じゃコントロールが効かない生理周期や、排卵時期に合わせて通院する必要があり仕事を調整するのがとても大変でした。毎回ぐったりどっと疲れていました。

タイミング法での妊活スタート

▲HbA1c- 6.9▲

通院の手間はあったが、超音波検査や血中ホルモン値を参考にして排卵日を予想してもらえるのは、自己流でトライし続けるより遥かに良かったと思います。

この時期に、長女の断乳もしました。（泣きながら。。私が。。）

実は長女には3歳まで母乳をあげていました。こんなにも長い間母乳育児をしていたのは私が辞められなかったのがメインの理由です。母乳育児が好きだったし、誰にも何も迷惑かけるわけじゃないし、胸張っておっぱいあげてました。

杉山の先生には、妊娠のためには断乳を勧めますとのことだったので、意を決して断乳。

偶然かもしれないですが、断乳した直後の周期で授かることができました。後から考えると、断乳するまでは私の体は長女のものだったんだろうなぁと思います。

妊娠発覚から転院の予約まで

それぞれの週数で行ったことを紹介します。

妊娠5週目　▲HbA1c 7.1▲

産婦人科へGO
検査薬で陽性反応が出て1週間経ってから杉山へ。胎嚢確認＆子宮内の妊娠確認 でひと安心。どうか元気に育ってほしい、頼む！来週は心拍確認できますように。

転院先の予約
このまま妊娠継続できた場合に備えて、糖尿内科/ 産婦人科、共に転院の準備。

▶︎糖尿内科：発症以来通っている個人クリニック → 東京女子医大 糖尿内科

▶︎産婦人科：杉山産婦人科　→ 東京女子医大 産科　

前回の妊娠でもお世話になった糖尿内科の先生（まだいてくれて良かった！）からは、インスリンも変更しないといけなし、HbA1cを鑑みるとすぐにでも女子医での治療に切り替えるべき、、とのことで最短で女子医の糖尿内科を予約（妊娠7週頃）。

女子医の産科は心拍が見えてからでいいかなと思ったので、一旦妊娠10週目頃で仮押さえ。

💡大学病院は往々にして予約が取りにくかったりするので、大学病院に転院する場合は、少々見切り発車でも、早めのアクションがオススメです。いつから予約可能なのかなど問い合わせするのもよいと思います。

紹介状の手配
女子医の糖尿内科を受診するため、主治医に紹介状＆FAXをリクエスト。
私の主治医は女子医でも診察なさっており、「僕明日が、女子医行くから、紹介状出して、申し送りしておくね〜」とのことで、
主治医の先生のご厚意に感謝。
これまで15年近くお世話になっている先生の神対応によって、あうんの呼吸で転院手続き完了。
パイプラインって大事だなぁと思いました。

Why 東京女子医大 ?
1型糖尿病の妊婦の血糖コントロールは特殊なため、自分が通っている糖尿内科では妊娠中みてもらえない。主治医のつながりがある東京女子医大であれば、1型糖尿病の妊婦の血糖コントロールを見てもらえる先生がいて、かつ
産科ともデータを連携しながら妊娠期間→出産まで総合的に治療してもらえる。第一子の時も妊娠中から出産までお世話になりました。

妊娠6週目 ー杉山卒業 ▲HbA1c 7.1▲

心拍確認できて一安心😭 10週目になるころに女子医の産科の予約が取れているため、杉山は早めに卒業。

通常は心拍が確認できて流産率が低下する妊娠9週頃が卒業時期とのことでしたが、私としては1型糖尿病との兼ね合いもありなるはやで、女子医に転院したかったので、早めに卒業にしました。

次回は 心拍確認後のハプニングと、
転院後から妊娠初期について書こうと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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