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ママにも自由な時間があっていい

『リスキング』
子育て中のママに本当にそんな時間があるのでしょうか?
政府にはもっと現実的に必要な支援を考えて欲しいなと思います

私の子育ては楽な方でしょう
息子を生後2か月で保育園に預け、お家でずっと赤ちゃんと向き合う子育てはしていません

それでも出勤前に準備して送迎、赤ちゃんの頃はミルクなので楽ですが、ご飯を食べる年齢になると朝ごはんを食べさせる事から始まり、時間に余裕がない
仕事終わったら迎えに行く、残業になる時は職場に連れて行き待たせておく、親の手助けも借りられた
保育園に入るタイミングも、そこは春と秋に募集があるところだったのでまだ2か月でしたが空きが出ると言う事で迷わず応募しました

保育園からも「首がすわってからでもいんじゃない?」と言われましたが、入れるタイミングを逃すと職場復帰も難しくなる、それに産後は実家に戻りましたが、母親も働いていたので日中は赤ちゃんと二人きり

なぜ泣くのか?
育児書通りにいかない、誰とも話さない時間が永遠と続く
世の中に取り残された喪失感だけが増し、何をやっても泣き止まない息子をふと二階から投げ出したくなった(一度だけですが)

そこは理性があるので留まりますが、子どもが犠牲になる事件が起きるのも、心に余裕がなくなり誰も頼れない、自分が無力に思える、心が病んでいく一瞬の出来事なんだと思います

そこに感情はない

どの子育てが良いのか?100%当てはまるものはありません
家庭環境、子どもの性格、色々皆違うから

ストレスを少しでも回避したくてすぐに仕事復帰の道を選びました

ママは自分の事、家族の事、子どもの事、近所の事、色々やっているんですよね
もちろん協力的な旦那様、ご家族もいらっしゃるかもしれません、だけど育児から逃れる事は出来ません
私も当時は一人で子育てをしていたので心に余裕はないし、まだ若かったのでちゃんと子どもに向きあう事すら出来ていなかったと思います

子どもの体調が悪くなると急な呼び出しにも応えなくてはいけない、お迎えが必要となる

子育ての環境が整った会社や理解してくれる上司や同僚も多くはないでしょう
そして働き続けることさえ難しくなってしまう

私も一度退職しています

子供のいない上司には理解してもらえないこともあり、今ならパワハラ的発言になると思いますが、居心地悪さで退職

世のママには当たり前に降りかかる事だと思います

時間に追われて自分の時間を削るしかない、自分の事を我慢するしかない、そういう選択がいつもついてくる

この映画がまさに世の中のママを物語っていて面白い
ママだって遊んでいる訳じゃない、子育てがそれだけ難しいのよ、子どもは天使じゃない(笑)
時には小悪魔にもなる、だけど子どもが一番大事なのよ

頼ることを悪と思わないで欲しい

保育園もすぐに入れない、お金の問題、色々あると思う
そして子どもを預ける事は決して可哀そうな事ではありません

誰に預けたら安心なの?
祖父母なら許されて、他人に預けるのはダメ、どこが違うのでしょうか?
ちゃんと勉強された保育士さんたちに預けるんですよ(世の中を騒がす心無い人もいますが)

身内に預ければ全て安全安心な訳でもありません

そして、日本はまだベビーシッター文化に慣れていませんが、ちゃんと運営されている方もいらっしゃいます

保育園には入れない、けれどどうしても子どもを連れて行けない場所がある
友達の結婚式や同窓会、イベント、他の兄弟の大切な日、美容院、病院、結局は預ける事が出来なければ諦めてしまったり、連れて行った事で子どもの対応に追われ疲労感だけが残る

ママにも自由な時間があっていいんです

子どもから少し離れるだけで、また気持ちがリセット出来るんです


寂しい思いさせたかなぁとか思うけど、子どもちゃんとプロの方に遊んでもらい満足しています、たとえ寂しいと泣いたとしても大人になって「あの時置いて行かれた」なんて覚えていることはありません
ほんの一瞬の事です

他人に慣れる事も大切な学びだと思います
そしてママも自由時間を過ごした事で心に少しだけ余裕が出来て、また優しく接することが出来ます

ほんの一瞬ですけどね(笑)

すぐに子育て戦争は始まりますが、時々、誰かを頼って少しで良いから自分の時間を作る、これは悪ではありません、むしろ必要な時間なのです
それを理解しない他人に、頑張ってるママの時間を奪う権利はないと私は思います

今は情報がたくさん溢れています
託児所、ベビーシッター、色々と調べてみてはいかがでしょうか?


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