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やっとかけました。いや遅いこと遅いこと。 ではどうぞ。 あとがきはまた次回に。 樋口宗十郎…
こうたろうくんは、少し前からそわそわしていました。 仕事がおやすみのお父さんと、おでかけ…
大学で日本各地の言い伝えについて研究している。そこで見つけた話。 今でいう、大阪市の…
ウチの祖父さんから聞いた話。 祖父さんの通っていた尋常小学校の音楽室に、古い琵琶があ…
…めちゃくちゃご無沙汰してしまいました。情けないことです。 そして、くどくどと長くなり…
ようよう第五回目でございます。しれーっと9月になってました。でもやります。自分に課した…
さあ、盛り上がってまいりました!この調子では8月中に10作品は投稿できない!でもまあ行きましょう。 「遺品」 出勤すると、先輩のMさんが、「なんでやねん…」と頭を抱えていた。 感染症が席巻してるこのご時世。その中で、これまでは職場でお荷物扱いされてきたMさんは、未曽有の事態にひるむ同僚たちを尻目に、次々と的確な指示や指標を示し、煙たがられながらも「意外やなあ…」という評価をたたき出して、なんとなく皆に頼られる存在になりつつあるのだった。 そのMさんが弱ったような
さあ、思いついたら書きましょう。三回目でーす。 「装着」 「え…」 予想外の知らせに、…
世情はどうあれ、ようやく夏らしくなりましたね。 いや、もう8月だし。 なので、思いついた短…
じゃあ怪談。いってみましょう。 「棺の蓋」 友達の奥さんが亡くなったので、お通夜に泊り…
小さな町の、昔からあるおそば屋さんに、とても物知りの、はなえさんという小さなお鍋が住ん…
「じゃあ、びしっと今日の議題を先に聞いとこうか?ネギえちゃん」 なにごともびしっと!が…
「お父さんのこわいもの」 「ほんとうにお店をやめたいの?」 ケンタはトムさんに問いか…
「すいとりさん」 「で、これは何なん?」 村瀬一美は、タンブラーに残っていた水を飲み干し、祖母の遠野ナラを睨みつけた。ナラは細い目を少し見開き、こう切り返した。 「だからすいとりさんや。私のお祖母ちゃんから受け継いだ女の守り神」 一美の水が無くなったのを見たバイトの野沢が、常に無い迅速さとうやうやしさで水を持ってくる。厨房の中で、こちらはいつもどおり、寝起きの子供のように無愛想な店主の大谷が、また目を丸くしたのを一美は視界の隅に捉えた。それも少し苛立た