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短歌「七夕の夜はいつでも土砂降り」➄

こんばんは。ヌノが食べたい私です。
いつだったか。東海林さだおさんのアンコウに関する随筆で知ったアンコウの部位。「捨てる部位はナイ」と言われてるアンコウの部位。
捨てるところだらけの私とは大違い。
では、短歌、行ってみましょう。

2023年の、春と夏の境目の日々に作ったやつですね。

1/ 呑みすぎて それでもまたと 呑んでいる つぶやく言葉は 酒の泡の中

2 /古本の 背中をなでる 白い指 名の無い季節の 淡い思い出

3/ 食べ物を 完食主義のあの人に 浮気心を 感じています

4/ 雨の後 あのコに似てる 影をみた 私もともに 連れ立ちたかった

5/ 海岸に 帰らないでと 波の音 誰もかれもが おんなじ思い

6/  スマートフォン 持ちたくないです それだけです
  水無月の水 わりと苦くて

7/ うわべだけ つくろってる人だらけ コード決済 ドヤ顔上手

8/ 誰しもが 禰豆子に 成れると思ったら 大間違いの 女の子です

9/ 自分がね 消えてもきっと困らない 人の世のため この星のため

10/ やけどして うすらぼんやり思い出す どうにか自分も
  生きてるという事

…なんかイヤなことあったのかな、て短歌が多いですね。
日記代わりに作歌してるというのもありますので。
もっと花鳥風月に親しむことが大事なのか。
もっと街の隅々にまで、目を凝らす必要があるのか。
好きなのは断然七番です(笑)
五番もかな。

これからも頑張ってみたいです。

ではまたいずれ。

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