見出し画像

短歌「七夕の夜はいつでも土砂降り」④

こんにちは。ナルトが食べたい私です。
……そんな風に思うなんて。これまでの人生について一度再考してみたほうが良いのかも。

短歌ですよ。去年の4月頃にかけて作ったやつですね。

1/ 大根の葉をご飯に混ぜ込んで 身の程を知る 春 ゆうまぐれ

2/ 「エエ話」ばかりのTVは消して 春夜に灯す タバコのあかり

3/ 空の青 いつか溶け合う 海の青 どこにも溶けない 私の黒色

4/ 60円 最低限のわらび餅 他人にわからぬ 幸せのかたち

5/幸せは 焼豚の脂身のようなモノ 心でとろけて すぐになくなる

6/「冷たい」と言われて笑ってはぐらかす ホントは図星を 刺されてドキリ

7/ 傘はない それでもいいから攫われたい 雨は 心に しみてゆきます

8/ ざまぁみろ 意地悪く空 濡らす雨 終わりの始まり 告げてるみたいだ

9/ 休肝日 マトモなヒトになったよな 乾いた錯覚 膝を抱いてる

10/ 「いい天気」歌ってくるのはサザエさん 否定したいけど気力ないです

……2、4、5が自分のお気に入りです。
短歌を始めて1年経ちました。なにがいいのか悪いのかわからないまま作り続けています。
もっとこう、鮮やかな。
もっとこう、しなやかな。
もっとこう、ヘンテコな。

そういうのが作りたいかな、と思います。
またよろしく。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?