四畳半の緋色の声 #2「ホテル」
前回の替え歌の話で思い出したけど。
私の実家の近くには逆さクラゲ(ラブホテル)がたくさんありまして…。
12/24の夜や、天神祭りのある7/25の夜なんかは、震度2くらいの地震が起きて、悩まされていたものです(信じるかどうかはあなた次第)
小学校の通学路はもっとアレで、特殊な浴場が、小学校と目と鼻の先にあったりしました。その建物は、今では上手に加工されて、どなたかが住まわれている立派な住居になっていますが…。
そのような環境に育ったからか、例えばTVでサザエさんなんかを見ていて、マスオさんあたりが、
「え~!なんだって?サザエ?タラちゃんがホテルで豪遊?」
…なんて台詞が出てきたりしますと、ああ、ああいうホテルで豪遊されたんだな、とか思ったりしてました。「エンパイアバンパイア」とか「ラビアンローズ」とか「気まぐれ路地の子犬たち」とか。まあ、そういう名前のホテルですね。
そういうホテルがああういうホテルとまあまあ違う、ということが、腑に落ちて分かったのは、私が中学生くらいに上がったころだったと思います。
そして、そういうことって、周りの誰もちゃんと教えてくれないことで、自分でわかるしかないことなんですよね。
都市化が進むと、そういうことばかりが増えていくのですよね、きっと。
そんなところです。
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