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【コラム】信念なんて洋服みたいなもの

信念とか、信条なんて、洋服みたいなもので、
その日の気候によってころころ着替えていい
外部環境に合わせて変化して当然だ

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉に同様の説明をすると、

罪=洋服
人=人間

洋服が悪いのであって、来ていた人が悪いわけではない。
たまたまその人の感覚や外部環境がその服を選ばせてしまっていた

という考え方になる。

雲を眺めていると、雲が移動しているのではなく、空のある特定の場所に急に雲が生まれてくるのが見える。湿気を含んだ透明な空気が、大気の温度差によって雲化するポイントがあり、結果、特定の場所に雲があり、その雲が移動しているように見える。

雲が移動しているわけではなく、冷たい空間が移動していて、冷たい空間に流れ込んだ空気が雲になっている。

地球上でも同様に、冷たい空間と暖かい空間があり、冷たい空間に足を踏み入れた人は空気が雲になるように、罪を犯すし、暖かい空間に足を踏み入れれば、聖人のようになるだろう。

ならば環境が全てなのだろうか
そうだ。環境が全てだ。

だが人間は、どの環境に身を置くかを自分で決めて、自分で移動する事が出来る。その移動力はとてつもなく微力なので、結局環境が占める要因は非常に大きいが、それでも自分の意思が反映されるチャンスがほんの少しだけ与えられている

だから僕は幸せな時は世界に感謝し、同時に世界中の不幸せから逃れようと微力な移動力で立ち向かう人を全力で引っ張る

そういう風に生きている

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