今日は実際に会って、素敵だなと思ったそんな人物についてただただ綴っていこうと思う。
どれほど月日が経とうと、色あせることなく、逆に輝きを増し色濃くなって私の心にあり続けるそんな存在。

現代はSNSが普及し、その世界はいつ覗いてみても、キラキラと輝かしく私の心を奪っていく。（時に眩しすぎるその存在がつらいものにもなり得るおのだけど…）
SNSの世界ではなく、この現実世界でキラキラと眩しく佇む存在に巡り会うことがある。SNSで示されるほんの小さな一部を切り取った写真や、短い言葉の中からはきっと見出すことのできない、”実際”に会うことで心にずんと響いてくるその人自身から放たれ、滲み溢れる魅力。

SNSの表現の中では、ある程度のところまであでれば自分の見え方や伝わり方をコントロールすることもできる。もちろん受け取り方のすべてを操作することは不可能であるが、「演じる」ことができる世界であると感じる。
現実の世界ではそれがとても難しい。
一挙手一投足すべてが自分としての「表現」である。美しい部分を切り取って見せることができないのだ。

立派な言葉に、立派な生き方に、沢山出会う。
今は色々な手段があって、華やかに煌びやかに飾り立て、いくらでも表現発信し、自分を思いのままに錯覚することができる。

身近な人、隣の人、実際に会った人、正しく優しく愛を与えることのできる人になりたい。
遠くの存在以上に、近くの存在から順に。
私の多くを知り見ている人たちから順に。
この順番を間違えたくない。
そういう人達の目に映る自分がほんの少しでも素敵であれるように。
嘘や綻びはいずれ匂いたち、滲み出る。何より自分を常に苦しめる。

「実際」に会って、感じて、私の心に住み続けている人について書いていこうと思う。
彼女らに、今も、これからもずっと素敵な日々が続くこと、そして自分自身も誰か一人の心に住み着いてしまうような魅力的な人でありたいと願いながら。

・高校時代の課外活動で出会った友人
いつでも思い出すのは本当におっきなおっきなニコニコ笑顔！！
いつも笑顔を絶やすことなく、明るくて元気だった。誰に対してもフラットに接する人。誰からも愛される人だった。
こんな風に言葉にすると、なんてことのないような気もするのだけど、それって本当にすごいことだと思う。まさに「言葉」によって彼女の魅力を取りこぼしてしまっている気がしていたたまれない。
隣にいるだけで、
朝パッとその存在を目にするだけで、
そして疎遠になってもふと思い出すだけで、
私を引っ張りあげてくれる存在だ。
当時、心がどうしようもなく不安定で暗くネガティブだった私。彼女はまさに正反対の太陽みたいな存在で何度も何度も私を肯定する言葉を届け続けてくれた。
彼女の明るさは、隣の私を陰にしてしまうことはなく、一緒に私も照らしてくれて、それがまるで私自身から生まれる明るさのようにとても自然に魅力的に照らしてくれた。
今は、自分の照らし方をやっと覚えてきて、輝くということは必ず暗い影も付きまとい、それとも上手に折り合っていくことが必要だということも知った。
十数年前、高校生だった彼女にも影があったはずだ。周りにその影を微塵も見せずに、いつもキラキラ輝き、更に隣にいた私も照らしてくれたということ。今、改めて素敵な人だったと思う。
東京の大学に進学し、きっと今は社会人。いつか会えたら。
彼女の目に、自分自身で輝く私を映したい。
そして影の部分を知りたいと思っているよ。
今の私だったら彼女のことをほんの少しでも引っ張り上げてあげられるかな。

・職場の先輩
異動先の部署にいた先輩。
この職場の歴は短いようだったが、大きなお子さんが2人いて色んなお仕事をなさってきたそうだ。
とにかくキラキラしているのだ。もうキラキラと音が聞こえてきそうなくらい。
少しとげとげしている上司にも、難しいお客様にも、対等に接する。「心を開いている」というのがこれでもかというほどに伝わるから、こちらも自然にパカリと心を開いてしまう。気づくと一緒にガハガハと笑っている。魔法かな？
彼女の何よりの魅力はきちんと軸を有している所。
私のどんな投げかけにも、きちんと自分の言葉で思いを伝えてくれた。それは無理強いすることもなく、これが絶対と強いることもなく、私はそう思うのよね～うふふ～という感じ。それでもその言葉一つ一つが今でも私の心に残っている。
「子育てをすること」に対してどうしても否定的だった私に
100歳まで生きるとして、一緒に時間を過ごせるのはたったの20年くらい。たった五分の一と考えたら本当にあっというまじゃない？
その時間は、他のことはいったんほっぽいておいて、ただただギュギュっと子供たちに愛を与え続ける時間にしてもいいと思ったの。
なかなかそんなこともできないじゃない？意外とね、楽しいよ！
とウフフフと先輩は笑って言った。

くよくよと悩むことはしない。その時間がもったいないもん！その問題の解決の為に「今」できることを「今」やる。なるべく早く、一早く解決しちゃうの！なるべく長く幸せでいなくちゃ！！！

関わった時間も、深くお話した時期も凄く凄く短かったけど、「こんな大人になりたい」と強く思わせてくれた存在。大好き。

今日はここまで。