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【麻婆豆腐は完全食】新宿麻婆豆腐百貨店で食べた麻婆豆腐たち

はじめに

こんばんなまらステ❤️Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ🌶️

1月27日から今日まで新宿伊勢丹でやってた「新宿麻婆豆腐百貨店」で10店12杯の麻婆豆腐を食べてきたので、それについてつらつら書くよ。

昔スタッフやってた四川フェスを運営する麻辣連盟さんが協力してるということで、四川フェスでもおなじみの店舗が中心。

なぜ伊勢丹と麻婆豆腐、四川料理がつながるのかというと、四川省の省都で麻婆豆腐の本場成都に伊勢丹があって、その担当者経由なんだって。

う〜ん、デリーにもムンバイにもベンガルールにも伊勢丹ないのになぁ😭

なお、実際店頭に売られているメニュー名は若干異なる場合があるけれど、公式一覧におけるメニュー名に統一させていただく。

味坊集団

旗艦店の神田「味坊」を筆頭に勢力を拡大し続ける、日本人で混んでいる最強ガチ中華グループ。

本来は東北(満洲)料理の店だけれど、最近は四川料理の厨師がグループ入りして、川味にもますます磨きがかかる。

味坊といえばなんといっても羊肉。

羊肉麻婆豆腐はウェールズラム🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿、

羊肉(白)麻婆豆腐はアイスランドラム🇮🇸を用いて、

そのどちらもすんげー美味いし、使い分けの意味もよくわかる。

なお、記念すべき1杯目が白麻婆豆腐(アイスランド)、12杯目が赤麻婆豆腐(ウェールズ)。

味坊で始まり、味坊で終わる旅だった。

175°DENO担担麺

札幌の大通近くの本店を構え、今では都内にも進出している汁なし担担麺の有名店。

日本人のやっている四川料理店としては最も成功しているといっていいのでは。

成都麻婆豆腐は茂県産赤花椒と金陽県産青花椒を独自輸入して、ガチ中華勢に挑む。日本人が真面目につくるエスニックのクオリティの高さを感じる一杯。

顔覚えてくれてる出野店主がそれをめちゃ出してくれたからますますシビレ倍増⚡️⚡️

でも、チャーシュー載ってる豪華版にすればよかったかな、と今は後悔してる😅

陳麻婆豆腐

言わずと知れた麻婆豆腐発祥の店で、中国以外では日本にしかない。

日本の店舗は中華料理店を数多く持つケンコーホールディングスの運営。

ホルモン陳麻婆豆腐は、老舗の味とホルモンが絶妙にマッチして、酒も米も無限に進みそうな悪魔の味わい。

海底撈火鍋

四川省建陽市から始まり、世界中に店舗を広げる超有名火鍋チェーン。

でもインドにはないんだよね😭

火鍋風麻婆豆腐は仰る通りの味わいで、本来の麻婆豆腐にはない酸味がいいんだよね。

二大四川料理の見事なフュージョンを見よ🔥

上海蟹と上海蟹みその黄金麻婆豆腐は、辛くなく上海蟹の味を閉じ込めた蟹好きなら食べて損はない一杯。中国版プーパッポンカレーというかさ🦀🦀🦀

日本橋古樹軒

中華食材で知られる中華高橋が運営するレストラン…だったけど、日本橋の店舗は現在は閉店してECサイトとして継続。

大阪の心斎橋ではフカヒレ専門店としてレストランを今もやっている。

ということで、フカ麻婆

フカヒレの入った麻婆豆腐となればメディアの食いつきもよかったけど、実のことをいってフカヒレを麻婆豆腐に入れても艶めくだけ。

ヒレよりもフカ本体が絶妙に麻婆豆腐に合うんだよ。

麻婆豆腐✖️海鮮の可能性は絶対あるね‼️

麻辣十食

つくばの筑波大学近くに構える実力店。

霞ヶ浦の魚やつくばの鶏、茨城の野菜など地産地消にもこだわるため、わざわざ行く価値がある。

白子入り麻婆豆腐、ホントに麻婆豆腐に白子入ってるだけだと思う。もうひとつ和牛のやつも多分そう。

でもこれがヤバいフュージョンを生み出すんだよ💥

麻婆と豆腐と白子の三位一体で誘われる極楽浄土を四川の人の大半は知らないはず😁

華美

特級厨師がいる、というのがウリの東京・京橋にあるお店。とりあえずすごいシェフという意味なのだろう。

緑麻婆豆腐はミルチ(青唐辛子)🫛と青山椒で攻める当店お得意の一杯で、辛さと清涼感のみならず独特のとろみも日本人の麻婆豆腐観にはない世界。

四川フェスでも常連なので、是非一度食べてみてほしい。

台北餃子次次

大阪を中心に外食産業を展開するオペレーションファクトリーの運営で、「次次」ブランドは新宿と有楽町、同じ台北餃子で「張記」を梅田、経堂、西荻窪でやっている。

生トリュフ入り黒毛和牛麻婆豆腐

三大珍味来たよ、おいおい🙄

かなりちゃんとしたトリュフのようで、かなーりヤバい匂いがするんだけど、それが段々病みつきになってくる。

パテ状のボディで洋酒に合うのは間違いない🍷

グループに洋食店もある強みが活かされたといえる、今回のなかでも最も変わり種といえる麻婆豆腐。

記事書いてて一番食べたいのはこれかもしれない。

重慶飯店

言わずと知れた横浜中華街を代表する老舗。

神奈川県出身の自分からすると、重慶という街の存在よりこの店を先に知っていたわけで。

ここだけ毛色違うし、もしかすると麻辣連盟さんを通さず伊勢丹が直接声かけたのかな、と思って幹事長に聞いてみたら、将来の四川フェス参加候補で繋がりもあるのだという。

なんだろうな。サッカーU23代表チームのオーヴァーエイジ枠選手のような存在感。

白麻婆豆腐は系統的には「華美」の緑麻婆豆腐と近いけれど、老舗らしい重厚感だけでなく、ガチ中華的な攻めも感じられる。というか「華美」より攻めてるかも。

インド料理でいえば「モティ」が「東京ミタイワラ」を出した時のような衝撃。

現地寄りの味だってできるんだぞ❗️という意気を完全に見せつけたね。

陳家私菜

日本人に媚びない味と、若い世代に訴求する「映え」を両立させ都内各地で繁盛している、イマドキ四川料理店の代表格。

四川フェスでも毎回大行列をつくっているやり手になった今とは対照的に創業当時は集客に苦しんだけれど、ブレずに現地の味を続けて今では日本人にも大人気になったのだという。

こちらのスペシャリテ、頂点石焼麻婆豆腐は現在の麻婆豆腐の新基準といえるもので、結構真似してる店舗あるよね。「松屋」とかさ。

あの石焼の迫力は催事では再現できないので真空パックで味のみの勝負。唐辛子を辛さだけでなく旨さで豆腐を泳がせる技術はなかなか他が追いつけるものではない。

真空パックにしてもちゃんとストーリィあってさ、パンデミックでデリヴァリーで稼がなきゃいかないってときに、いち早く真空パックを導入して崩れない中華料理を提供して、他店よりも支持を集めたんだよ。

こーゆーアイディアと行動力こそここの本当の魅力かもね。

完全食としての麻婆豆腐

基本的にテイクアウトだけどイートインできるスペースもあり、一部はその場で食べ、

あるいは仕事場へ持っていき、

あるいは家で晩酌のつまみにして、12杯の麻婆豆腐を食べた。

白米を売っている店舗もあったけれど、豆腐だけで充分胃袋は満たされるよね。

肉、野菜、主食としての豆腐が入った麻婆豆腐はまさに完全食。

誰だよ、麻婆豆腐を飲み物とか言った奴は⁉️

若槻千夏のマネージャーだったっけかな。

伊勢丹ということもあり、高級食材を使ったものも多かったし、それはそれでいいんだけどさ。

ただ、ひとつずつのポーションが大きくて、いろんな味を食べ比べできるような小分け商品もあったら良かったかな、なんて思っている。

想定としては家族単位で数個持って帰って家で食べ比べってことなんだろーけどね。

でも世の中には全店舗食べ比べする変態もいるんだってことを、ニッコウトラベルさんの親会社さんには知ってほしいね🤣

各店舗とも麻婆豆腐以外のものも置いてて、旨そうだなぁと思ったけど、麻婆豆腐に絞って食べ歩いた次第。

おまけ

ちょうどこの期間の1月29日に、中野の家系ラーメン店「箕輪家」で月イチの麻婆豆腐を食べたので、28日から今日までガチで毎日麻婆豆腐食べてた😅

どんだけ麻婆豆腐好きなんだろう、自分。

ついでだから書いとくと。

家系ラーメンの世界で自分の顔覚えてくれてるのは、「箕輪家」の丸山氏、「百麺」「誠屋」の宮田氏の2人しかいないんだよ。

でも麻婆豆腐の世界は「味坊」の梁氏、「陳家私菜」の陳氏、「175°DENO担担麺」の出野氏、そして「箕輪家」で月イチ麻婆豆腐をやっているクガ氏と何故か4人もいる。

うーん、家系ラーメンの食べ歩きやめて麻婆豆腐にした方がいいのかな。

この前の「箕輪家」でもラーメン食べてないしさ😅

それじゃあバイバイなまらステ❤️厚沢部煮切でしたっ🌶️




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