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新しい形の家族旅行

こんばんナマステ💙❤️💚🧡🤍💛💜Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

モデルのりゅうちぇるとぺこの離婚が世間を騒がせている。

まとめると、

①りゅうちぇるは8年前にぺこを女性として初めて好きになり、結婚して1児を授かった。

②しかし、りゅうちぇるは時が経つにつれて男性としての性自認に悩み、とうとうぺこにカミングアウト。

③ぺこはそれを理解し、法律上は離婚するもこれからも、りゅうちぇるとぺこは夫婦ならぬ「パートナー」として2人で子どもを育てていく「新しい形の家族」になった。

ということで、本人達が幸せならそれでいいと思うんだけど、これを理解できない人達から批判されている。

論点があるとすればそれは共同親権が認められない日本ではどちらか片方が親権を持つしかなく、それによる不利益は必ず起こるだろうと。

どちらが親権を持っているのか知らないけど、持たざる側は何かあっても親としての役割を社会的に果たせないデメリットは当然にある。

ただし、これはりゅうちぇるの優しさでもあると解釈できる。

りゅうちぇるはいわば自己都合で男性であることをドロップアウトして、今後はぺこに対して性愛的パートナーと見ることはできない。

しかしそれはまだ20代のぺこにとってみたら酷な話。男性と恋愛がしたいでしょ。

そこで夫婦と両親という本来は一体のものを分離したことで、ぺこは他の男性と自由に恋愛ができるようになる。

実際そういう報道が出れば、不倫だとか叫ぶ輩も出るだろうけど、不倫じゃないよね。

ただし、その男性と同棲や結婚という話になるとそこにはりゅうちぇると子どもという壁が出てくる。

しかしその時、その男性との生活をぺこが選んだとしても、そこに何ら法的なペナルティはない。

そこまで考えたうえでの離婚であるとすれば、軋轢が生じないように親権はりゅうちぇるが持っているのかもしれない。

そしてもっと頭が痛いのは、りゅうちぇるをゲイと言い出す声が多いということ。

彼はそんなことを一言も言っていない。

ぺこを好きになるまで女性を好きになったことがなかった、だけでしょ。

もちろんゲイの可能性もあるけど、性自認に悩んでいて他人を好きになること自体がなかった可能性もある。

わざわざ「新しい形の家族」なんて道を選ぶくらいだから後者の可能性が高いと思うけど、確証は何もない。

付き合う前や結婚する前にカミングアウトしろ、みたいな声も酷い。

ぺこを好きになることで、自分が自分が男性であると一回は自認したんだから、するわけねーじゃん。

性的マイノリティのカミングアウトってどれだけ大変なことなのか、もう少し慮ってほしいし、カミングアウトを大変なものにさせてしまっている社会を創ってしまってることにも想いを馳せてほしい。

今、LGBTツーリズム、LGBTQツーリズムということが言われている。

観光政策を考えていくうえで、彼らへの配慮も大きな要素のひとつになりつつある。

我々旅行屋の意識も変えなきゃいけない。

例えば同性2人組の温泉旅行を手配するとして、それがカップル旅行である可能性を視野に入れられるのか。

大浴場で問題ないですか❓って聞いてみるとかさ。

ほとんどの旅行屋は何も言われない限り、友達同士の旅行として処理するだろうけど、それ自体が時代遅れなんだよ。

今後は「新しい形の家族」の旅行も増える。どんな配慮が必要で、どんな提案が必要なのかを真剣に考えなきゃいけない。

個人の信条としてLGBTQを認めるか認めないかとかは旅行屋としてはどーでもいい。

旅行を売るってことは、お客様の人生のうち旅の期間に入り込むことなんだよ。最近はタビマエ、タビアトという概念もあるから、それ以上かも。

お客様のために全身全霊で尽くすのなら、LGBTQについてもっと勉強して、もっと配慮しなきゃいけない立場のはず。

ハラールとかヴィーガンとか何でもそうだけどね。

それができないのならオンライン旅行販売に取って代わられるだけ。

って偉そうに書いてきたけどさ、自分も温泉のコンパニオン手配だけは一生懸命にはどうしてもなれない。

そういう意味ではオンラインに取って代わられる旅行屋の筆頭格なんだろうな。

それじゃあバイバイナマステ💙❤️💚🧡🤍💛💜暑寒煮切でしたっ✨

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