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【エッセイ】彼氏に料理を作ってもらう方法

土日の昼食といえば彼の料理だ。ここ数週間、いや数ヶ月を振り返ってみて、私が土日の昼食を作った記憶がない。

昨日作ってくれたチャーハン。

彼が作る料理はザ•男料理。あるものでパパッと作る。味の好みが似ていることに加え、彼は味付けのセンスが良い。量もボリューミーで、毎回舌も腹も満足している。

今夏作ってくれたゴーヤカレー。ゴーヤの苦味がカレーと意外に合う!おとなのカレー。
ゴーヤチャンプル。ゴロゴロ具材!
別の日のチャーハン。しっとり目だったけど美味だった◯
醤油豚骨ラーメンにワンタントッピング!

ラーメンは必ず具をたっぷりとのせてくれる。これはデブ防止の意味もある。ついつい麺を大盛りにしたくなるが、具材がたくさんあれば腹も満たされるし栄養も偏らない(とはいえ、上のラーメンはワンタンだから結局デブ飯)。 

こんな感じでいつもまいうーなごはんを振る舞ってくれる。我が彼ながらとても良い彼だ。

さて、うちの彼のように料理してほしいとパートナーに求める人は多いと思う。では、どうすれば彼氏または夫に料理を作ってもらえるのだろうか。

とにかく喜ぶ。これだけだ。

彼と付き合ったばかりの頃、キムチを使った麻婆豆腐を作ってくれた。あまりに斬新でびっくりしたが、想像以上に美味しくてキャーキャー騒いだ。何よりも、メンズが作ってくれること自体がうれしくて、やっぱりキャーキャー騒いだ。そのときに「男性にこんな作ってもらったことがないから嬉しい」と素直に言った。それから彼はこちらから頼まずとも作ってくれるようになった。

別に計算してるわけではなく、本当の気持ちを伝えただけ。加えて私は食いしん坊だから、美味しかったら美味しいと全力で伝える。そして、作ってくれたことを全力で感謝するために食器洗いは自ら進んでやる。「作ってくれたから私が洗うね!」と。

多分、1,000%くらいの勢いで喜ぶから、彼は気持ち良くなってやってくれるのだ。そして、食器洗いなどを代わりに行うことで、彼の功績をより称える。この繰り返しで、いつの間にか土日の昼食づくりは彼の御役目となった。

ついでに、絶対にしてはいけないのはけなすことだ。元夫のときにこれをしてしまい、以降一回も料理をしてくれなかった。グルメだった元夫が自信満々で作った料理が大して美味しくなく、そのまま言ってしまったらへそを曲げた。もし味がイマイチでも絶対に文句を言ってはダメ。微妙な味でも褒めるべし。


何事も素直に喜んだり嬉しい気持ちを伝えることが大切なのだとつくづく思う。でも、ネガティブなことは素直に言わないように。この2つさえすればきっと進んで料理をしてくれるはず。お試しあれ。

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