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長時間労働の解明‼️‼️‼️

✔️なぜ、日本人は長時間労働をしているのでしょうか?


2万人を超える調査データを分析。


⏺️全体平均の残業は減ったがフルタイム従業員は高止まり


⏺️不況によって夫だけの収入では家計が苦しくなってきた主婦。


⏺️新しく生まれてきたカテゴリであるフリーターといった労働者が参入。



☑️なぜ日本においては労働時間短縮施策の効果がなく、残業習慣がこれほど長く続いてきたのか。


①「時間の無限性」


「法規制の実効性の乏しさ」


⚠️労働基準法

法定労働時間は1日8時間、週に40時間と定められてる。


第36条により、協定を結びさえすれば、法定時間外労働と休日労働は認められる。


繁忙期などには「特別条項付の36協定届」を届ければ、残業時間の基準を超えて働かせられる。


実質、青天井で残業ができる仕組み。


✔️規制はありつつも、その規制をすっかり「骨抜き」にする条項がしっかりとセットになっている。



☑️改善案


⏺️時間を有限とする必要がある


⏺️ヨーロッパでは、国によって基準となる時間は異なるが、「規制の骨抜き」はできない。


⏺️企業の超過残業は法的ペナルティが科される。


⏺️月の上限は最大100時間というかなり高い水準で決着したが、実際には労使協定を結んでいない企業も多い。


⏺️実効性があるかはまだ不透明な現状があり、今後の推移を見守る必要がある。





②「仕事の無限性」


✔️仕事の相互依存性


お互いの仕事がオーバーラップ(重なりあう)しており、

「ここからここまでがAさん」

「ここからここまでがBさん」

明瞭に分けられてなく、職場でごちゃっと仕事を抱え、仕事の責任範囲が不明瞭。


☑️①②の結果


⏺️職場に人がつき、それを皆でこなす形になり、仕事の相互依存度が高くなる。


⏺️自分に与えられた仕事が終わっても、職場のみんなが終わっていなければ終わりにくい。


⏺️他の人の仕事を手伝う、若手のフォローアップを行う、といったプラスアルファが求められる。


⏺️2つの無限が重なり合い、負のシナジー(相乗効果)を生む事が日本の職場の特徴である。




☑️なぜ日本の職場で残業が発生するのか


✔️アメリカの場合


国際的に見ると、アメリカでは労働時間に関して割増賃金の支払い義務はある。


法による上限規制はなく、日本と同じく「時間の無限性」がある。


アメリカの多くの企業では、職務記述書によって担当する職務が明確化されている。


成果主義の徹底が労使双方に浸透しており、仕事の無限性は避けられている。



✔️日本の場合


担当職務が明確でなく、状況と時期によって変わっていく。


与えられた仕事をやり遂げるだけでは評価されない。


与えられた仕事以上を主体的に探して行うことで社内の評価を高める面がある。




☑️まとめ


仕事に対応して人が雇われていないため、見つけようと思えば仕事を「無限」にできる。


仕事の時間にも制限がない、という世界で2つの無限を持っているのが日本の職場。


即ち青天井の残業が発生する。

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