【卑怯な箱】質問箱は禁止になりました【卑劣な箱】

なんで君は質問箱やってるんだ、私の好きな君は。

名も名乗れない馬の骨の背後からの質問などと云ふ卑劣なものに応えるなんて、貴様それでも文士か。

なんて卑怯な箱なんだ。


あーそれ訊きたかった。君に訊きたかった。
それで私に答えて欲しかった。

えっそんな質問まで?
私が質問箱したみたいじゃん。
それでそんな答えなんだ。ふーん?!ふーん?!
知りたい、いやいやそんなこと知りたくなかったよ?
じっくり訊き出したかったよ?

っていうかさ、こんな質問するの私なんじゃないかと思ってない?

あー質問箱でこんな質問しちゃって…とか思ってるよね?

えっやめてやめて
私じゃないから。私質問箱嫌いだから。私じゃないってば。

ああまた、私が訊きたかった、私っぽい質問が…
だから私じゃないってば!
私は顔も見ず名乗らず背後から質問なんて、するような卑怯者じゃありません!


なんて卑劣な箱なんだ。

私の好きな君は
そんな質問に答えちゃうんだ。
へーあーそうなんだ。
なにその返し。
面白いし。

君はそうやって顔も知らないやつと
キャッキャウフフして。

それ私じゃないからね。
それ私じゃないからね。

私じゃないよ!

あーそれ訊きたかった。君に訊きたかった。
それで私に答えて欲しかった。
君は私になら答えようって思って答えてくれて、それで私はにやにやするの。

それなのに。

今日も箱は私のしたい質問を横盗りしてそして私が不躾な質問を箱に入れてるんじゃないかという不埒な疑惑を発生させる。

なんて卑怯で卑劣な箱なんだ。

私が好きな君も。君も。そこの君も。
金輪際質問箱は禁止です。

私じゃないからね。
私じゃないからね。
あんな質問したの、私じゃないからね!

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樫尾キリヱ

電子書籍出版支援/WordPress講師/デスメタルVo/作詞作曲https://kyrie.cloud もう少しだけ、センセーショナル。
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