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母のドレッサーが私にとても好意的な件

おはようございます!
最近重めの記事が多かった(私比)ので、今日は軽めにいきたいと思います!

実はGWをひかえて、息子と実家で過ごしています。
リモートワーク素晴らしきかな…
しばらく実家を満喫する予定。
ずっと会えてなかった親友とも久しぶりに会う予定です。

さて、今日の話題なんですが、母のドレッサーの鏡がものすごくいい子であるという話です。
鏡って、性格いい子と、ものすごい性悪なのがいませんか?
性悪代表と言えば、駅のトイレの鏡です。
もうあいつらは、「あなたの顔面の欠点を中心にお届けします~www」と言わんばかりに必要以上に我々を不細工に映し出そうとする。

顔面に陰影をつけまくりほうれい線を印象付け、不幸で険のある顔に仕立て上げたかと思えば、髪に交じる白いものをギラッと光らせ「ここ!!隠せてませんよ~ww」と大声で暴き立てる。
駅のトイレのあいつらは、絶対に性悪だ。我々を陰鬱な気分にさせることで歪んだ喜びを感じているに違いない。
駅のトイレという劣悪な環境で育ったことが原因なのかもしれぬ…

それに引き換え我が家の母のドレッサーちゃんは天使のようにいい子だ。
どんな不意打ちの場面でも、私を失望させたことが露ほどもない。
彼女は「あなたのお顔の素敵なところを中心にお届けしますね」という姿勢で私に接してくれている。

駅のトイレでは、鏡に映った自分の顔から出来る限り目をそらし猫背でそそくさと立ち去るのみだが、家のドレッサーの前に立つと、全身映してちょっとポーズ。
うんうんと頷き、今度はいそいそとドレッサーに近づく。
そこには幸せそうな顔をした美しい(私比)女性が微笑んでいる。
髪に交じる白いものの存在だって、とっても控えめに「ここ、少しばかりグレーですね。あなたの魅力は変わりませんけど」といった感じで知らせてくれる。

そうね、そろそろお手入れしておくわね。
私も心に余裕を持って応じることが出来る。

ドレッサーとして作られ大切にされてきた、やはり育ちの問題なのか…

そんなわけで、最近私はドレッサーの前を通るたびにちょっとだけ接待されている気分だ。
母のドレッサーは、母が私を見る時のまなざしと同じように優しく温かく好意的なのだ。

家には自分と相性の良い鏡を置こう。

駅のトイレに自分を映し一生暮らすのと、母のドレッサーと一生暮らすのでは、日々の幸福度が変わってくる。
多分それだけじゃなく、本当に自分の顔つきも変わってくる気がする。

みなさまもぜひ素敵な鏡に自分を映して下さいませ。

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