暗黒期突入②

自分自身の選択肢には、特別支援学校はなかったものの、自分の状況を踏まえると必然的にそこを選ぶしかないというのがすごく嫌でした。 

今まで学校に関しては、母も私の気持ちを尊重し、交渉したり考えてくれたりしていました。その母でさえ、遠回しに「特別支援学校もどう?」と言ってきたということは、それしかもう選択肢は無いということを指しているんだと実感させられました。

「本当は行きたくない、私は障害者とは違う」という気持ちを吐き出したかったのですが、それをを口に出すことは差別だし、良くないことだと思っていたので本音も言えず。良い子に見られたいし、そうでありたかったから。

どうせ自分の気持ちなんて誰も分かってくれないとも思っていました。

渋々その学校に行く決断をしましたが、周りの人が全員敵に見えたし、自分の気持ちと裏腹に入学準備をしなければならず、複雑な気持ちでした。


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