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蝋梅

今私たちが住んでいる神山町の一番奥の方に位置する中津集落。

山々に囲まれた中山間地域ですが、この集落の景色が好きなことも私たち夫婦が住んでいる理由の一つです。


冬の山は色づきが少なく、落葉しているか杉の木の緑が目立ちあまり特色がない印象になりがちですが・・・

その中でも1月中旬から咲く花「蝋梅」は、私たちが暮らしている場所にとっても一際大きな存在感を放っています。


蝋梅の魅力はまず何と言っても香りの良さ。


その香りは一度嗅いだことがあるとわかる強めな香りではありますが、大きく息を吸い込みたくなるような爽快さがあります。


2017年2月に移住してきた私たちにとって、蝋梅の香りは「神山」の香りそのものです。

香りに温度があったら、蝋梅は温かな香り。

在所の人たちの温かさにも繋がっている気がしています。



中津集落の山上に位置する場所に神通蝋梅園があります。

冬のこの時期になると徳島県内外や、地方から多くの人たちが訪れています。


毎年この時期には、おいしい干し柿も一緒に販売されています。

干し柿って好んで食べることはなかったのですが、ここの干し柿は大和愛宕という種類の渋柿を使っていて、お菓子のように甘く本当に絶品です!



運営されているオーナーは無類の猫好き。

蝋梅を眺めて干し柿をほう貼っていたら、いらっしゃいとお出迎えしてくれる可愛いお店番が顔を出します。



オーナーは古民家民宿も「堂治」も営んでおり、こちらも素晴らしい景色と造りがしっかりとした昔ながらのとっても良い雰囲気でこちらもおすすめ。


DADA






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