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第2回は、ヨガ・コーチングを通じて働くプロと女性のための姿勢ケアを行う「SOL」代表の楠道子さんへのインタビュー！！もとは会社員として世界でご活躍されていた楠さんが現在の仕事に転身した背景に迫ります！labillageの活用法や今後の目標についてもお聞きしました。

アレクサンダー・テクニークってなんですか！？

Q.お仕事について教えてください。

前職はヨガの指導者でそれからもともとは国際協力の会社で働いていたのですが、仕事と身体のことについてやりたいと思い、今はアレクサンダー・テクニークを6年学んだ後、教師として働く女性のための姿勢ケアをしています。

Q.アレクサンダー・テクニークについて教えてください。ヨガの一種ですか？

アレクサンダー・テクニークは、ヨガの種類ではなく、イギリス発祥の姿勢教育です。　欧米では腰痛のような慢性痛の効果でよく知られており、保険補償の対象にもなっています。「姿勢」は在り方でもあり、生き方でもあるので、型を学ぶヨガや空手とは違い、使い方や考え方を学びます。だから、「ヨーロッパの禅」と言われることもあります。

姿勢は「食」「運動」と同じくらい、健康と生産性に影響しています。
脊椎動物は皆、ストレスや恐怖を感じると、無意識にこの頭を押し下げる癖があるのですが、習慣的にこれを続けると、姿勢は崩れ、老化し、身体全体のパフォーマンスが下がってしまうのです。ただ、私たちは普段、自分がそれをやっていることに気づいていません。
この無意識の習慣を変えると、腰痛のような慢性痛が良くなるだけでなく、身体全体のパフォーマンスが向上し、より健康的に考え行動することができます。このメソッドは、パリオペラ座のバレエ団や英国国立音楽院でも取り入れられていて、キアヌ・リーブスや松任谷由美のような有名人も学んだことがあるそうですよ。

Q.どうして「アレクサンダー・テクニーク」に着目されたのですか？

ヨガをもともとやっていたのですが、ヨガが良いものというのは分かるけど人によって合う合わないがあるとずっと思っていました。例えば、自分の身体は一番自分が知っているしやりたい事も人それぞれなので、指導者になってやりたいヨガが教えられないもどかしさを感じていました。

「ただ集中しなさい」ではなく解放学や脳科学等の面から分かるように教えたいと思っていた時に丁度アレクサンダー・テクニークと出会い、着目しました。

Q.趣味であるヨガをきっかけにアレクサンダー・テクニークと出会い、会社員を辞めて現在に至ったという事ですが、ずばり会社員時代の事や会社員を辞めた転機について教えてください。
　
趣味にしてはかなりのめり込んでいましたね。ただやる時に徹底してやりたい性格だったこともあり仕事がとても忙しかったので、逆に暇な時は「やるなら資格とるまで！」という気持ちでした。そのあとも4年くらいかけてからだの事、こころの事を学びました。

会社員時代は国際協力の特別な会社で働いていたので世界中あちこち行っていました。仕事にやりがいを感じてはいましたが、3年目位で自分は会社を作りたいのかもと感じていました。飽きる暇もなく忙しく働いていましたが頭のどこかで本当にやりたい事が他にあるような気がしていました。

中でも一番の転機はモロッコで働いていた時に体調を崩した事ですかね。もともと片頭痛などで無理をしていたので原因不明の大病をしたことをきっかけに、生き残ったら身体の事についてやりたいと思いました。これは10年位前の出来事になりますが、実際に動き始めたのはもう少し後になります。国際協力の会社でもやりつくしたと感じていたのでまだアレクサンダー・テクニークには出会っていませんでしたが、思い切って会社をやめました。今思うと時が来ていたように感じます。

labillageのご利用について

Q.labillageの活用方法や使ってみた感想を教えてください

多様性の溢れたスペースを楽しく活用させてもらっています。というのも、今の仕事内容がオフィスで働く人の隙間時間で簡単にできる自分のケア方法を教えるもなのでリラックスして使える空間は魅力的です。あとは起業したい人向けのビジネスコンサルテーションも行っているので、そういう意味でもいいスペースに感じています。具体的には私と同じようにアレクサンダー・テクニークを学んだ人に対してそのメソッドをどう活用するかというコンサルティング等です。また、気張らなくていい場所としてHP用の写真撮影場所としても使わせてもらっています。

今後の展望について

Q.今後やってみたい事や目標を教えてください。

やってみたいことはやっちゃっていますね。でも実は今こっそり、ウェルネスに熱意を持って起業している特に女性むけの「Self Sustainable Business」という事業を行っています。自分が一番向いている仕事で私生活も充実させながら活躍を目指す女性に焦点を当ててコンサルティングしています。孤独に志をもって活動している女性を現代のインフラを使って支援したいという気持ちで始めました。現在もフランスにいる日本の女性や八丈島の女性の方を遠隔で支援していて、この事業を大きくしていくというのが今の目標になります。

さいごに

国際協力の会社員時代から世界を股にかけアクティブに活動されており、現在でもフランスでワークショップを開いたりなどしているようです。多岐にわたる事業を展開されている楠さんの今後のご活躍が楽しみです。

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