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夜に読む。

今日は久々にプッカを食べました。
何年ぶりかね。
美味しいな、これ。

こんにちは。こんばんは。
来輝です。




昨夜、川上未映子の「夏物語」を読み終えた。

残り200?300?ページを1時間かけて、読んだ。
文字が自分の中でうごめいてる中、
眠りについた。

小学生の頃は、よく寝る前に本読んでたけど、
ここ最近はしてなかったかも。
大抵の夜は、仕事探ししたり、物件調べたり、
野球観たり、note書いたりして。
そんで、私は夜行性の人間ではないものですから、
ちょっとストレッチしてから、寝ちゃう。


久しぶりの夜読書は楽しかった。
ただただ夜に本を読みたいと思って、
途中だった「夏物語」を開いてみたら、
読み切ってしまったということで、起こったことなんですけども。



昼間と夜では、本を読む感覚がなんだか違う気がする。
私だけかもしれないけど、そう思った。

夜の時間帯に読書すると、
本の中の言葉たちが、ごぼごぼと紙の上から溢れて、
流れてきてしまいそうな、
小さい頃からそんな感覚に圧倒されてしまう。

でも「圧倒される」っていうのはいい意味で、
文字の世界にずるずる引き込まれて、
自分の中の隅々までが誰がが書いた言葉で埋まっていく感じが
好きだったりする。
この感覚をどうやって伝えたらいいのかなって考えてみると、
ビスケットと牛乳に浸して食べた時が浮かんだ。
(オレオでもなんでも)
ビスケットそのままでも充分美味しくて、
なんならそっちの方が好みやけど、
でも牛乳にどぷんと浸して、
しなしなふわんふわんになった食感もたまにはええな、
みたいな。

謎なことを言ってるような気がするけども、
私からすると、昼間の読書がビスケットとそのまま食べる時で、
夜の読書が牛乳に浸したバージョン。
私の中では一番しっくりくる表現やんな。

昨夜、寝る時の私の脳みそは川上未映子の言葉で、
しなしなふわんふわんな状態でした。
瞼の裏側は活字で溢れかえっている状態なのに、
思考は不思議と静かで。


この私の気持ちを私の言葉で記録しておきたかった。
ただそれだけ。


夜の読書時間もいいもんだ。













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