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わちゃわちゃ記録。Taylorのこと、本のこと。

風邪で寝込んでたら、バレンタインデーがいつの間にか過ぎてた。やーん。悔しい。コンビニスイーツ、食べまくろうと思ってたのに。本屋さんにも行きたいよぉ。健康って本当に大事ね。風邪をひく度に、毎回思う。だいぶ回復してきたので(母にうつったけど)、普段のリズムと体力にちょっとずつ戻していかなきゃ。

noteのリハビリと称して、ここ1?2?週間の私の脳内と行動を記録しておこう。

2月のはじめは、とにかくずっとイライラしてた。いやーなLaicaだった。誰にも見てほしくないLaicaの一面をずっと世間にさらしてた。(世間=家族)そんな私に付き合ってくれた(そして、いつも付き合ってくれる)母と祖母に感謝。祖母はいつもなーんにも気にしていないので、私のイライラムキムキモードには全く気づいていなかったみたいだけど。

2月なのに「ホームアローン2」を観て、アイスクリームで口をいっぱいもごもごにしたくなって、赤城乳業の「パフェデザート」を買いに行った。美味。満足。赤城乳業はほんとなんでも美味しい。

そして、2月7日。Taylor Swiftの「The Eras Tour」at東京ドーム。初1人ライブ。人の多さと、外国人の多さと、メイクの濃さと、肌の露出度に目が真ん丸になった東京生まれ東京育ちの小娘。(私の露出度はほぼゼロに近い)自分から出向いておいてなんだけど、思わず「ケバい…」と呟きそうになる。圧倒された。始まる前から、入場前から、疲弊。ペットボトルが持ち込めないのに、自動販売機はなくて、喉がぱさぱさ。お手洗いの列が一生終わらない。グリッターで目元がキランキランになった人、ピンクのギラギラタンクトップが小さすぎて、胸筋丸出しの人、メイクがもうすでに落ちかけて原型が分からなくなってる人を横目で見ながら、並ぶ。並びながら、Sally Rooneyの「Mr Salary」を読む。紀伊国屋書店の新春セールで買った作品。本を持って来ておいて、あぁ良かった。

選手プロデュースグルメに熱男がいて、心の中で熱男ポーズ。ライブ前、一番テンションが上がった出来事。今度は野球観戦に来たい。ホークスは7月2日に西武戦が東京ドームであるんだよなぁ。あ、それよりも交流戦か。

18時。ライブが始まる。「Miss Americana & the Heartbreak Prince」がかかる。私はさけぶ。みんなもさけぶ。幻想的な羽の中から、Taylorが現れる。きゃー。やー。(ダチョウ俱楽部)涙で視界がぼやける。「Cruel Summer」を大合唱。いつも1人でさけんでる歌詞を赤の他人と一緒に歌う。変な感じ。でも楽しい。喉を確実に潰したね。「Delicate」で1, 2, 3, Let's Go, B*tch!をさけび(練習した)、「All Too Well」で10分間大声を出し続ける。

パフォーマンスした45曲(!?)の中で、サプライズソングとしてアコースティックで披露された2曲が、私のバイブル「Dear Reader」とここ数ヶ月よく聴いてた「Holy Ground」だった。変な声が出た。暗闇でニマニマ。一生の宝物。

No one sees when you lose 
When you're playing solitaire 

Dear Reader by Taylor Swift

「Dear Reader」は大学を休学しようと悩んでいた時に、ずっとずーっと聴いてた。数人を除いて大学の誰にも言わず、消えるようにいなくなったので、多分、ほぼ誰も私が悩んでたのを知らない、と思う。(そんなこと言っておいてバレバレだったら、とても恥ずかしい)孤独孤独孤独孤独、ってぐるぐるしてた時期を象徴する曲。今から思うと、ちょっと独りよがりになってたな私。それでも、とにかくこの曲のすべてが好きよ。(solitaireとは独り占い、1人で遊ぶトランプゲーム、とかそんな意味があります)


But I wonder how you think about it now
And I see your face in every crowd

Holy Ground by Taylor Swift

この曲の特にこの部分を聴くと、なんだか、いろいろ考えちゃう。もう私の人生の一部ではなくなってしまったけど、いつ振り返っても、出会えて良かったなって心から思える人のこととか、2年くらい会ってない幼馴染のこととか、文通してた小学校時代の友人のこととか。私にとっては、恋愛だけじゃなくて、友情についての曲でもある。BBCのRadio 1's Live Loungeバージョンを推します。

thank you for an amazing night🫶🏻

次の日。余韻。Sally Rooneyの「Mr Salary」読了。たった33ページの作品なのに、強烈な印象をべっとりと残していく。Sally Rooney節全開。主人公のSukieが19歳の時、家族の事情で34歳のNathanと2人で暮らすことになる。生と死とファザコンの話。(英語でいうdaddy issues) 私にぴったりね。不道徳っていえば不道徳なお話だけど、それ以上のものが見え隠れする、ような気がしてしまう。人間には汚い部分だってある。だからこそ、愛おしい。

Still, I had stood there waiting to see the body in the river, ignoring the real living bodies all around me, as if death was more of a miracle than life was. I was a cold customer. 

"Mr Salary" by Sally Rooney

「Mr Salary」をまだ引きずっている状態で、風邪をひく。Sally Rooneyの作品を読み漁る。「The New Yorker」「The White Review」「The Dublin Review」などに彼女の短編が載っていて、嬉しくて、風邪のことを少し忘れる。なぜ早く気づかなかったの、私。

面白かった3作品のリンクを貼っておきます。Sally Rooneyをまだ読んだことがない方は、こちらの記事を試してみてからの方がいいかもね。

「At the Clinic」は「Normal People」のちょっとした続編。MarianneとConnelにまた会いたい方は是非。


みなさまも体調に気をつけてお過ごしくださいな。今日のお昼は炊き込みご飯。松下洸平のラジオを聴いてたら、食べたくなった。

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