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ここが私のターニングポイント #3 ELIE INOUE

人生における環境や自身の変化を振り返り、どんな小さな失敗も『学び』へ繋げる力を持つ女性たち。そんな彼女たちのターニングポイントを聞く企画、第三回目はパリ在住ジャーナリストELIE。

仕事、恋人、お金が自分から離れて行ったとき、残された自分と向き合って気づいた目に見えない『縁』の大切さとは。


◆Profile◆
ELIE INOUE(@elieinoue)/ジャーナリスト/20代
拠点:パリ

Q1:あなたの人生の『ターニングポイント』は何歳頃?
「25歳。」

Q2:『ターニングポイント』となった出来事をできる限り具体的に教えて。
「25歳頃まだニューヨークに住んでいた時、仕事の人に騙されてお金をごっそりとられてしまい…。同時期に、プライベートでは長く付き合ってた恋人とお別れ。極めつけは、ビザの更新が却下され、アメリカに住み続けることができなくなりました。長くニューヨークに居る予定でいたし、既に生活の基盤もあり、途方に暮れました。」


Q3:『ターニングポイント』で感じた不安、恐怖、悲しみをどのように乗り越えた?
「自分を客観的に俯瞰し、冒したミスを振り返りながら、次はどういう道を築いていきたいか頭ではなく『心』に問い続けました。実は、不運が起こる前から忙し過ぎるニューヨークの生活に参っていて、睡眠導入剤を飲まないと眠れないような日々が続いていたのに、住む場所やそこでの仕事、将来の計画に執着していたのだと気づきました。頭で考え過ぎるのをやめて、心で感じることを優先しようと決めたら様々な呪縛から解放されたような感覚があり、不安も恐怖も消え、そのタイミングでパリコレの仕事が舞い込んできました。」

Q4:『ターニングポイント』を過ぎ、最も得た学びとは?
「人とも場所とも全ては『縁』。どんなに悲しくても、必ず笑って話せる時が来る!そして過去を一緒に笑い飛ばしてくれる家族や友人を大切に。」


クリエイティブプロデューサーMutsumiのロサンゼルスでの活動を辛酸なめ子さんがnoteとハフポストで連載中です。そちらもよろしくおねがいします。 https://note.mu/nameko_la