Events|Chromatic Composition / うつわとリネン 〈SAKI FUJIMOTO EXHIBITION〉
電気炉で焼成するキルンワークによって制作される作品たち。キルンワークの中でも、石膏で型を作り粉ガラスを溶かし固めるパート・ド・ヴェールという技法は、幅広い造形と色彩が可能なところが魅力だと藤本さんは言います。
淡くやわらかな質感と微妙な色のグラデーション。作品によっては、まるで陶器や石器のよう映ることも。シャープさと優しさを併せ持ち、ガラスの新たな一面を気付かせてくれます。
「透明なだけではない、ガラスのさまざまな魅力を引き出して、それをみなさんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。」
藤本さんが作るガラス器は、穏やかな光の反射が置くものをふわりと包みます。食器としてだけでなく、アクセサリートレイやフラワートレイとして使うのも良いですね。
作品展示は、4月16日(日)まで開催しています。ぜひ実際に手に取り、美しいフォルムと質感をお楽しみください。