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Events|「Ai Ono Exhibition -ja niin edelleen-」 店内の様子をお届けします。

2024年1月20日(土)から2月4日(日)の期間、表参道店では、陶芸家・大野藍さんの作品展「Ai Ono Exhibition -ja niin edelleen-」を開催しています。今回は、店内の様子をお写真とともにお届けします。


フィンランド語で「など、等」を意味する「ja niin edelleen(ヤ・ニーン・エデッレーン)」。

今回の展示では、小皿や小鉢のほか、薬味入れや花器、茶杓、爪楊枝入れ、キッチンツール入れ、歯ブラシ立て、お香立て、箸置き、茶匙、など、暮らしに寄り添う色々なものたちが、賑やかに並んでいます。


ラプアン カンクリの本国・フィンランドをイメージして、サウナレードルやククサ風マグも制作いただきました。


テキスタイルブランドでの展示とあって、糸巻きを模した爪楊枝入れや花器も。側面にあえて指あとを残すことで、糸のような表情が表れています。


ひとつひとつ異なる微かな濃淡や陰影、繊細な色の重なりが大野さんがつくる作品の魅力のひとつ。

マットな白は昼間の雪景色、青は夜の雪を外灯がほんのり黄色く照らしている様子。ピンクは桜の花びらが水面に浮かんでいる様子、艶のある青と緑は湖に森の緑や夜空が反射して映っている様子を表現しているそうです。

「国が変われば空の青さや森の緑も色合いが変わるので、自然の中に存在する微妙な色を釉薬で表現できたらと思い、研究を重ねてきました。今使っている釉薬は細かい斑点や気泡が見えるので、色の中に色があり、薄い釉薬の膜の中でも深みを持った色合いになっていると思います。艶ありの釉薬に関しては日光が当たると見え方も変わるので、家の中の色々な場所に置いて変化を楽しんで頂けたらと思います。」(大野さん)


実際に手に取り、ご自身の目でご覧いただくことで、作家の込めた思いや手作りの温もり、その魅力を体感できることと思います。引き続き、みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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