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【interview06】「人と地域の可能性を最大化」することが僕のミッション。

今回はdorakarajo2回目の男性インタビュー♪

お会いできることを楽しみにしていた。
いや、楽しみにしすぎていた。(笑)

ところで皆さんは、以下の言葉を
検索エンジン(GoogleやYahoo!)で
検索したことはありますか?

(検索キーワード)
日本 いいところ
日本 他国よりいいところ
唐津 いいところ
唐津 特徴 

上記に似た言葉でもいいのですが、
私のここ数カ月の検索履歴を見ると
自分のことに関することばかりでしたが
みなさんはいかがでしょうか?

思わず今流行りの
ChatGPTに聞いてみようかな。と
思ってしまう。

今日ご紹介するゲストは、
全国の地方、ヒトを
どがんして、
よーしていこうか!!と

使命感を持ちながら
唐津に移住された加納達也さんです!

8回の引っ越し経験で得た視点

出身は福岡 中間市。
広島大学入学を機に、
福岡から広島へ、
卒業後は全国転勤のあるメーカーに
新卒入社、運よく配属が福岡勤務に。

6年務めたメーカーを
辞めリクルートに転職。

大阪に行き、土日はひたすら
全国を飛び回り、

その後も転職を機に伊豆へと移り住む。

唐津は家族の幸せが叶う場。


第一子が誕生した時は
土日はほとんど出張。

加納さん自身と
奥様が住んでいた大阪で、

このまま子どもを
育てていくことが幸せなのか?

都会を離れて暮らしてみようか、
そうなった時にお互いの故郷、
九州、福岡、唐津が浮かんだ。

家族として過ごす時間を都会ではなく
自然があり、奥様のご実家のある
「唐津」で過ごすことが
家族の幸せが叶うのではないだろうか?

奥様と話し合い、「唐津へ行く」を
目的にそれまで勤めたリクルートを
辞めることに。

当時、加納さんは
アウトドアブームでもなく
キャンプもまだフューチャーされて
ないときにアウトドアの
ベンチャー企業に可能性を感じていた。

グランピングという言葉が
主流になる前から、
プライベートキャンプ場を
展開している

佐賀県唐津市出身の
橋村和徳さんが代表の

株式会社VILLAGE INCに
ご縁があり2016年5月に転職。


唐津に行くという大きな目的があったが、
唐津で仕事何やる?起業する?と
思っていたところ

偶然巡り繋がったVILLAGE INC.では、
唐津の案件を立ち上げ移住する可能性があった。

唐津へ行くとい家族の幸せへの
手段として唐津の仕事もありそうだ。

「人生かけてみようかな!」と決め
VILLAGE INC本社のある伊豆に移った。

1年半ほど全国の各拠点のプロデュース、
新規事業立ち上げをしながら

経営企画や事業推進に携わる中、
どんどん唐津から遠ざかる多忙さに
「このままでは唐津に行けねぇ」と
感じ始めた。

他の拠点と並行しながら

九州の案件を進め、



満を持して唐津にある

波戸岬海浜公園リニューアルの

プロデュースを手掛けた。

そして2022年5月
九州初開催のキャンプフェス
「唐津シーサイドキャンプ」を開催!

今年も開催されます!!☞「KSC23」詳細はofficialサイトをチェック!!!

そうです!加納さんは唐津の
波戸でフェスを開催してくれた方!!

加納さんの職業は、
地方やヒトの可能性を伸ばし、
子どもからじぃちゃん、ばぁちゃんまで
みんなの笑顔を増やすこと。

すごく簡単に表現してみましたが、
ものすごく凄いかたです。

波戸の岬神事に参加されたり、
地元漁師さんと仲良くなったりと
皆さんから愛される人間性と誠実さは
波戸のみなさんにすぐに伝わった。

若い方は少なく、
高齢の方が多い地域の中、
KSC起ち上げの際は、
波戸のみなさんからたくさん
応援してもらえたそうです。

出身 唐津 アウトドア 
ローカルビジネス
キーワードの規模は決して
ビッグワードではない。

唐津 アウトドアこの時点でかなり
スモールワードになる?なのに
とんとん拍子で実現できている。

家族の幸せには唐津への移住だ!
そう決めてから唐津への移住までの
スピード感、出逢いや転職先は

話を聞いてると、
全て運命のように感じた。

そしていよいよ2018年、
家族そろっての唐津での
生活がスタートする。

ここまでのお話で、
私の中である人物を
イメージし始めていた。

世界的視野を持っていた、
幕末のリーダー
坂本龍馬さんみたい。。。



音楽業界での波戸岬は熱い!!

元L⇔RでPUFFYの
ベーシストの木下さんが
きっかけになったフェス。
木下さんとVILLAGE INC.が
繋がっていたこと、

ソニーミュージック
エンターテインメントや

ディスクガレージといった
錚々たる会社の方が
VILLAGE INC.が運営する

多くの拠点の中から、

「波戸岬がいい!」
「ここでやりたい!」

「海に囲まれステージもあり
インフラもそろっていて、
こんなところがまだ
日本にあったとは!」と目を
キラキラしながら仰ったそうだ。

この話を加納さんから聞いても、
インタビュアーの私たちは

まだ良さや魅力を受取めれない。
まさに灯台下暗し。

キャンプフェスを唐津の波戸岬で開催、
すごいアーティストがつながり
ゲストとしてきてくれたこと

これは加納さんが
唐津ご出身の奥様と出会い、

転職ストーリーのなかで
VILLAGE INC.とつながり、
唐津へ行く!という
幸せのカタチを諦めずに
いてくれたからだと
加納さんの生きてきた
道に感謝してしまう。

唐津シーサイドキャンプってどんな感じ?

ファミリーでも楽しめるフェス。
ステージまで行かなくても
音楽が聴こえてきて楽しめるフェス。

純粋に家族でキャンプを楽しみながら
小さな子供から大人まで音楽も楽しめる。
ファミリーから若者まで
参加しやすいフェス♪です。

フェス初心者や、
キャンプデビューだけど
ばりばりキャンプだけも不安、、
楽しめるかな。。。

そんな方にも気軽に
フェスとキャンプに
踏み込めそう。

唐津シーサイドキャンプが
フェス&キャンプデビューの
思い出の場です。
そうなる皆さんが増えていくと、

また波戸の価値もギューンとあがり
幼いころキャンプ場としてだけ
利用していた地元民の私としては嬉しい。

よそ者の視点や見方が大事

私たちのようにずっと唐津にいると
灯台下暗し状態。
地元の良さについて調べよう、
知りたいと探ることは少なくなる。

でも加納さんのように、
よそ者としての視点や見方をもって
地場のみんなを巻き込んで発信し

一緒に可能性を最大化してくれることは
とてもありがたい。

地方でもかなり奥行深めな、
波戸岬に来る7割のかたは
福岡からのお客様だそうだ。

都会で一生懸命仕事をし、
コンクリートジャングルで、

人工物に覆われた暮らしに疲れ、

自然の中で癒されるために、
キャンプに来る。

あぁ、いつも大自然にいても
疲れている私たち。

自然を欲しがらず、
別物で癒されようとして
いるだけなんだと
改めて気づかされた。

九州最強の公営キャンプ場にする

11月から3月まではクローズ、
ホームページもSNSもなく
知る人ぞ知る場であった
波戸岬キャンプ場をリニューアルし、

バーンとPRしてみんなに知ってもらい、
フェスまでできたことは
ブランディングの力が非常に大きい。

公設民営で、税金を投下して作ったものを
民間のノウハウで運営していく、という
新しいビジネスモデルの形としても
唐津で成功できた。

アイディアマンではない

アイディアはどうやって湧き出るのか?
と聞いたところ、

インプットの量は人よりかなり多い。
Webの記事を読んだり、
YouTubeのコンテンツを
移動中聞いたり。

ただインプット時は必ず、
第三者的に記事を
捉えないようにしているそうだ。

この業界のサクセスストーリーは
こっちでも使えないかな、

凄い起業家をイメージして、
この人ならこう発言するのかな?

何か自分の関わっていることに
引っ張れないかなと意識しながら
膨大な記事を読んでいるそうです。


日本の未来は明るいと思う?

日本は、自分たちの世代が親の世代より
幸せになると回答する子供たちは1%、
他の国は9割8割あるそうです。

加納さんやインタビュアーの私たちは
子供のころ大人に早くなりたい。
大人ってかっこいい!

そう思っていたため
この回答率の低さに3人とも衝撃。

輝かしい日本の未来を、
今大人であるわたしたちが
子供たちに体現できているだろうか?
日本に対して諦めてないだろうか?

多くの地方創生案件に関わった加納さんは、

これからどんどん成長していく
活気にあふれた東南アジア諸国や、
IT先進国と言われる国々の躍進と比較して
日本の将来に危機感を感じている。



加納さんの言う、
よそ者の視点や見方が
大事になっているのではないか?
他の国から日本を見る視点。

つい、未来の無い日本の話になり、
「どうしたらいいでしょうか私たち。」
加納さんに問うてしまった。

加納さんは
僕ら世代が日本を諦めたら駄目で、
微力だけど自分が関わる
目の届く範囲ぐらいは良くしてくこと。

子供たちはどんどん外に出て
たくさん経験し色んな価値観に触れて欲しい。



知らなければ選択もできない。

そして唐津発で世界を背負って
立つ人材が出てくれたら嬉しい。



ノウハウや経験を提供し
続ける大人でありたいし
そのような機会をこれからも
与えていきたい。

いろんな大人や価値観に触れて欲しい、
学校の先生や親だけでなく、
もっとたくさんの
ヒトに出会ってほしい。

このような子供たちへの想いもあり

第3回ゲストの田中綾さん、
第5回ゲストの小山直子さんらと一緒に
RETURNプロジェクトにも参加されています。

家族をだいじにできる環境に幸せ

加納さんの幸せのカタチは「家族」。
そのために唐津にもきた。

たくさんの人脈もでき、
やりたいことも
仕事もできている今、
周りの皆さんに感謝し
幸せを感じている。

唐津に永住します!と
笑顔で答えてくれました。

インタビューを終えて

やっぱり、坂本龍馬さんと話してたな、
そう思いながら記事を書いています。

坂本龍馬さんって
どんな方かというと、
簡単にですが下記になります。

立場の違う人の言うこともしっかりと聞き、良い所を吸収する柔軟な考えを持っていたこと。そして、多くの人が実現不可能だと思っていることでも成功させられる行動力を持っていたこと。新しい時代の明確なビジョンを持っていたこと。そして最も重要なのは、優れた人脈を幅広く持っていたことです。さらに、龍馬は「世界に出たい」という自分の夢に向かって動いた人

https://ryoma-kinenkan.jp/feat/

坂本龍馬さんは「世界に出たい」だったが、
加納さんは日本でできることをしていきたい。
この点は時代背景が
全然違うこともあるけど、
少し違いますね。

加納さんの手掛けた地方、
関わった子供達が
世界に出ていくかもしれません。

私達が済む唐津市の魅力を
外部からの新鮮な
視点で見つけて頂き

今やアウトドア好きの方なら
一度は訪れたことがあるであろう
波戸岬を復活させた加納さん。

彼の脳内は、常に新鮮で
フレッシュな情報のインプットと
生まれ持った異端児マインドの
感性ををミックスさせる。

その土地、人の受け継ぐ想いを
尊重できる人柄が
日本のどこにもない新しい場所を
作り出しているように感じた。

私たちと加納さんとでは
仕事の規模や抱えている責任の重さは
天と地ほどの差があるように
感じる場面があったが

「幸せの原点は家族である。」
この言葉に加納さんとの共通点をもつ
ひとりの人間として、
親としてとても共感した。

本来大切にすべき目の前の
最小単位の家族を
絶望させる生き方は
望まない加納さんは
自分にとっての生き方や
幸せの本質を理解されている。

加納さんから
唐津に永住すると聴いた時
唐津の未来は明るいじゃん!

そんな気持ちにさえしてくれる
新時代の心優しい異端児。
加納さん、我らがヒーローです!!


とても貴重なお時間を
過ごさせていただきました。

インタビューを
快諾くださりありがとうございます。



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心理セラピスト 野崎めぐみ @nzkamak2010
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