失敗談を綴ってみよう!vol.11 ー教習所編ー
ぶるぽぴです。
失敗談も11編目となりました。
今までドライブにまつわる失敗談を挙げていますが、
その原点となり得る、
教習所時代も失敗を重ねていたのを思い出しました。
今回は、教習所編を綴ります。
私が教習所に通ったのは、大学2年生の夏休みでした。
1年生の頃に取る予定でしたが、
夏休み前にケガをしたこともあり、2年生で通いました。
帰省して、地元の教習所に通ったのです。
私は『ミッションタイプ』で教習を受けましたが、
今やオートマティックの時代。
オートマ限定で良かったな~。
(若い子達は、ミッションがわからないかもしれませんね。)
皆さんは、免許取得は順調にできましたか?
私は、なかなか長い道のりでした。
夏休み期間は限られているし、正直焦りました。
やっと、何とか仮免許を取ったものの、
本題は『仮免許取得後の公共道路実習』ですよね!!
私の担当は、『クルス先生』でした。
珍しい名前でしょう?
一見、50代くらいの頑固おやじに見える『強面』の先生は、
私が何かとドジをしても、
怒鳴ることなく冷静にツッコミをしてくださいました。
ボケとツッコミの関係とでも言うのでしょうか。
本当に優しい先生でした。
① 座席シートの取り扱い方法を間違う
誰しも、座席シートの取り扱いは、最初は不慣れですよね。
教習生は運転席に座ると、
● シート位置を合わせる。
● 後方確認用ミラーを合わせる。
● サイドミラーを合わせる。
● シートベルトをする。
この4つの基本動作をしますよね。
私もこれはできました。もちろん。
ところが、先生が
「教材をみましょう。」
と言うので、後部座席に置いてある教材を取ろうしたら
届かない。
「シートを動かせばいいでしょう。」
とアドバイスされ、『そうか!』と動かしたら
シートを倒して、寝ちゃったんです。(;'∀')
無様な姿だったと思います。
先生が、
「まぁ、しょうがない。教材を取りなさい。」
とスルーしてくださった後、
「では、後ろをみてください。」
と言われ、
条件反射的に
窓から後方確認をしようとして、頭を激突!!
いた~~~い!!(-_-;)
思わず、大声を出してしまいました。。。
「いやいや、教材の後ろさ~(笑)
オデコ、大丈夫ね~(笑)」
「はい、すみません!」
と、必死でした。
気持ちは、いたって真面目です。
でも、仰向けに寝ちゃうし
オデコは痛いし
本当に恥ずかしかったです。
② 道路は危険がいっぱい!運転怖~い!
やっと教習所を出て、公共道路にて実習を受けることになったものの、
もう怖くて怖くて、たまらなかったのを覚えています。
「先生、前方に段ボールが落ちているようですが、どうしたらいいですか?」
「先生、ビニールが飛んでいるのですが、窓に付いたら前が見えなくなりますよね?どうしましょう?」
(ドリフの見過ぎ?)
何かと確認していたような気がします。
その度に
「大丈夫。大丈夫。前の車に着いて行けば大丈夫。」
と、横でどっしりと座って指導してくださいました。
私があまりにも肩に力が入り、前のめりになっていたのか、
「そんな力を入れんで、落ち着かんね。(笑)
大丈夫。車の流れに乗らんと、かえって危ないよ。
車間距離を意識するんだよ。」
本当に優しかったです。
③ いざ、高速道路教習へ
快晴のある日、
「今日は高速道路教習に行こうかね~。
ドライブしよう。」
と先生に言われ、
「はい!楽しみです!」
と、喜んで『助手席』に座った私。
「おいおい!誰の教習ね~!
ぶるぽぴ君が運転せんと~!」
「そうですね。すみません。頑張ります💦」
改めて運転席に乗ったのでした (;'∀')
高速道路では、
「はい。スピード上げて~~~!!!」
「遅すぎるぞ~~!! もっとアクセル踏まんと~!」
「景色もいいし、最高だろう~!」
と先生がコメントをくれるものの、
「無理です~~!!」
「スピード出せませ~ん!!」
「景色なんて楽しめない~~!!」
と叫びながらの高速道路教習でした。
④ 数年後、意外な再会
その後、夏休み期間内に免許取得できなかったけど、
無事に免許取得できました~。
ちょっと時間を要しました。(縦列駐車ができなくて・・・)
数年後のある日、地元の病院で非常勤として働いていると
なんと、
クルス先生が来られたんです!
「ぶるぽぴ君やないね~~!!」
「先生、ご無沙汰しております~~!!」
「そうね。君は、ここに勤めてたか~。
懐かしかね~。」
と、数年ぶりに奇跡の再会をしました!
教習所からは、だいぶ離れた市外にある病院だったので、
まさか知り合いに会うとは思いませんでした。
しかも、覚えてくださっていたことが嬉しい。
先生によると、
教習所で教えた生徒とは、卒業後に会うことがないそうです。
確かに学校と違って、
教習所の先生に改まって会いには行かないですよね。
先生方も教習所の制服を脱いだら、
誰だかわからなくなりそうだし。
なかなか道端で声をかけにくいかもしれません。
名札もないですしね。
そう思うと、この再会はすごい偶然でした。
私は、ゴールド免許ではありますが、
決して運転が上手な方ではありません。
(今までの失敗談をご存じならば、おわかりでしょう・・・)
スピードを出すのが怖いし、
離合する際も、自らすぐ停まります。
今回は、失敗談にはならないかもしれませんが、
いくつかあるドライブ編の根本にあるお話として
綴りました。
こんな人もいるんだな~と
クスッと笑ってもらえたら嬉しいです。
笑って力が抜けるといいな、と思います。
今回も楽しく綴ることができました。
ありがとうございました。
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