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図書館の寄り道

会社のすぐ近くに府立図書館がある。とても古い建物で、よく停電するらしいけれど、ちゃんと動いている。

専らビジネス関連の本を借りては、オフィスの机の上に並べている。ときどき、パラパラと眺めながら調べものをする。調べないとわからない、ちゃんと調べて答えたいことが多いから。

広く、ざっくりといろんなことについて知っていても、深くひとつのことを調べて掘り下げて研究することはわたしにはできない。少なくとも、いまは時間もお金もその能力もない。

だから、そういう知見や新しい考え、知識、情報をまとめてくれる人は、本当に尊敬するし、いつも助けられている。

専門性のある研究ほど、ニッチでそのニーズは少ないかもしれない。けれど、それを必要とする人も少なくもいる。役に立つ、役に立たない、そんな線引きを簡単にすることはできなくて、いつか誰かの役に立つと思って、多くの人は言葉を残している。

そんな沢山の人の知見とそれを知ってほしいという思いが沢山詰まっていて、誰でも見ることのできる場所が図書館だ。マイナーな専門書ほど、発行部数は少なく、膨大な量の研究結果を詰め込んでいるので、ズッシリと重く、値段が高い。そんな本にも手が届く。だから図書館は無くてはならない存在だ。

困ったことがあると、いつもここに寄り道をする。そうして、いつも助けられて、なんとか仕事をやっている。

読んでいただいて、ありがとうございます。お互いに気軽に「いいね」するように、サポートするのもいいなぁ、と思っています。