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【日記】アートな京都

日記〜。

3/1
さむい冬の朝には、羊文学だとおもう。もうすこししたら、カネコアヤノの朝がくる。おだやかな陽の、春の朝。今日はさむくて羊文学だった。電車に乗ってコトコトと揺られ、わたしのおきに都市、京都。メインのお目当ては"ARTISTS' FAIR KYOTO"というアートフェア。駅からすこし歩いて京都新聞ビルの地下1階、印刷工場跡地へ。ここは定期的にアートイベントが開催されていて、わたしも何回か来たことがある。入場し、パッと作品が目に入ったのは、米山舞さん。シュッとしたかっこいいイラストを描かれる方。ぐるっと見渡すと、何やら怪しげな屋台が。"カタルシスの岸辺"というお店では、いろんなひとの誰にも見せたことがない画像や動画を買い取って、カードゲームのカードみたいにした作品が売られていた。コンセプト、すごくおもしろい。わたしも2枚買った。だれかが制作でつかう予定だった目の写真と、にょーーん とくまがでてくる3DCGの動画。わたしもお蔵入りのデータをQRコードにして配りたい。あと卒論も。いつかこの日記を本にしたら(してみたい気持ちがすこしある)、いろんなページにQRコードを差し込んで、その日撮ったけれど紙面に載せるほどでもないデータを載せたいな。


お昼はハンバーグ。わたしはハンバーグがすきです。恥ずかしながらはじめての"とくら"さん。食べたことない人は行ってみてほしいおいしさだった。膨れ上がったハンバーグにお箸をスッと入れると、やわらかい肉汁が"じゅわじゅわ"じゃあなくて、"どばどば"溢れでてくる。もしわたしが彦摩呂さんだったら、「肉汁の洪水警報や〜!!」とか、「肉汁の土石流や〜!!」とか言ったとおもう。災害ばっかでごめん。ソースはトマトがよく効いたデミグラス。なつかしい味。お客さんは、外国人の方、とくに韓国からの観光客が多かったとおもう。海外の旅行サイトとかtiktokとかで流行っているのだろうか... それにしてもとくら、美味しかった🤤

おいしい😋


とことこあるいて東山。着いたのは安定の京都市京セラ美術館。企画展は"村上隆 もののけ展"。村上隆さんの作品は小さな画廊で小さな作品しか見たことがなかったけれど、とても大きな規模の作品がたくさんあって、どうやってつくっているんだろうとおもった。キャッチーで華やか、新しさも感じる。西洋絵画の展示よりも、鑑賞者の層が幅広かったように感じる。よくに若いひと。展示室内の雰囲気も違っていて、こころなしかいつもより空気がかるい。ポップなアートは人と芸術の距離を縮めてくれるとおもう。

作品

バスにゆられてふたたびARTISTS' FAIR KYOTO 2024、この度の会場は京都国立博物館。清水寺でも展示があったのだけれど、観光客が多すぎてあきらめた。アートフェアなので作品が買えるわけで、美術館とは異なる雰囲気。こちらは"市場"って感じ。アーティストの方にいろんな人が声をかけていて、作品の意図や制作過程についてたずねている。わたしはただ作品をみにきただけだけれど、いつかすきなアーティストの気に入った作品を買いたいと思っている。わたしの生活にすきなアートをとりこみたいし、すきなアーティストを支援したい(できるかはまた別の問題)。



バスで京都駅。京都駅の美術館(上の階のほうにある、名前はわすれた)でイッタラの展示をしていて、観に行こうかと思ったけれど疲れてやめた。在来線でだらだら帰った。

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