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英大学院オンライン留学の勉強時間─仕事と学業の両立は可能か?

皆さまこんにちは。

先日、フォロワーの方から、平日と休日の勉強時間に関する記事のリクエストをいただきました。ご質問、ありがとうございました!この記事が少しでもお役に立てましたら幸いです。

このnoteではコメント欄やお問い合わせ欄から随時、質問や記事のリクエストなどを募集しておりますのでどうぞお気軽にご連絡ください!


オンライン修士を始めるにあたり、大きな懸念となるのはやはり仕事と学業を両立できるかという点かと思います。

多くの社会人向け通信課程は週に15~20時間程度の勉強時間が目安

勉強かかる時間は①それぞれの学生の英語力②既に持っている知識量③求められる課題の提出頻度やリーディングの量などによって大きく左右されるかと思うのですが、社会人を対象とした通信課程は、たいてい週に15~20時間程度の勉強時間が基準として示されています。
私が在籍していたコースでは21~25時間の勉強が推奨されていました。(そんなにやってたかな・・・)
これは英語ネイティブの学生を想定した数字だと思いますので、非ネイティブの学生が全ての課題をきっちりこなすには、より多くの時間が必要になります。

③に挙げた課題の提出頻度についてですが、選択する大学院や各コースによって評価方法が大きく異なります。

こまめに小さな課題の提出が求められるのか、長めのレポートで評価が決まるのか、ライブセミナー中のディスカッションへの積極的な参加が評価につながるのか、あるいはブリティッシュカウンシルで筆記テストを受けるのか・・・
こまめに小さな課題を提出しないといけない場合、毎日コツコツと机に向かわなければなりません。一方で長めのレポートで評価される場合は、少しずつ書く進めることもできるし、時間があるときに一気に仕上げることもできるので、時間の調整はしやすいかと思います。

また何時間かけて勉強するかは、仕事や家庭などの学業以外の要素による時間の制約がどれほどあるのか、どれだけ真剣に勉学と向き合うかにもよると思います。
「やるからには全力を尽くす」のか、「とりあえず卒業することが第一目標」なのか。それは学生一人一人のスタンス次第。この記事を読んでいる多くの方が学部時代はオンキャンパスで通学されていたと思うのですが、学業に真剣に打ち込む学生もいれば、バイトやサークルに明け暮れる学生もいたでしょう。

さらに工夫次第では1日あたりの負荷を減らすことも可能です。

平日の勉強時間(約2時間)

平日は娘を寝かしつけた後、21:30~23:30頃まで約2時間程度勉強していました。心に余裕があればお昼休みに30分程度レポートを書いたり、課題図書や関連書籍を読んだりしていました。
またコロナ禍では時短勤務が推奨されて定時より40分ほど早く帰宅することができたので、その時間を勉強に充てたりしていました。

時には娘と一緒に寝落ちしてしまったり、仕事の残務処理をしなければならず、全く勉強できない時もありました。
また恥を忍んで打ち明けると、好きな漫画やラノベの新作の発売日には、読み始めたらとまらなくなって、気づいたら日付を大幅に超えていた、なんてこともありました。こればかりは常に別腹なのでご容赦ください。
そういうときは罪悪感を感じつつも、「最終的に帳尻が合えばいいか!」と気軽に構えます。
仕事しながら大学院に通ってたなんて、ストイックな人物像が思い浮かぶかもしれないのですが、残念ながら私はむしろ真逆のタイプです。常に全力疾走していたら疲れてしまいますしね!(※言い訳です)

土日の勉強時間(約5時間)

続いては土日の勉強時間についてです。休日は夫婦で交代で娘と一緒に過ごしていました。大体いつも9:00~13:00くらいまで夫が娘の面倒を見て、その間に私は近所のカフェなどで勉強していました。移動の時間もありますので、約3時間ほど作業します。

13:00に帰宅して夫と交代し、21:00頃に娘が就寝するまで大学院のことは忘れて子供と向き合います。この間には娘と一緒にお出かけしたり、公園で年甲斐もなくはしゃいだりしていました。

この交代制はコロナ禍で保育園が休園になってしまったときに編み出した方法です。子供の相手をしながら仕事を同時進行することはほぼ不可能なので、数時間おきに交代でお世話をしながら仕事をしたんですね。
この方法のメリットは夫婦それぞれの時間が取れること。夫も専門職なので勉強時間を確保する必要があります。
デメリットとしては家族3人でお出かけしたりする機会が減ってしまうことでしょうか。もちろん予定を調整すれば、家族そろって旅行に行くことも可能です。

21:00頃に娘が寝た後は勉強再開です。平日夜と同じように2時間ほど課題をこなします。午前中と合わせてトータルで5時間ほどの勉強時間を確保していました。

ざっくりとした計算ですが、平日5日間で約10時間、休日2日間で約10時間で、1週間あたり約20時間になります。
大学院には2年3カ月在籍していたので修士号取得までのトータルの勉強時間は116週×20時間で2320時間。

これに加えて、2020年12月に入学許可をもらってから実際に入学するまでの約9カ月間、大学院レベルの勉強についていけるように、準備を進めていました。勉強時間は大体上記の時間と同じか、少し少ないかだったと記憶しています。
具体的に何をしていたかというと、MA International Affairsで開講している科目のリーディングリストをネット上で検索し、そこに掲載されている文献に事前に目を通しました。一部科目のリストは大学のシステム上でパスワードなしで閲覧することができたんですね。
有名な文献ですと、日本語にも翻訳されているものもありましたし、Audible英語版で聴くことができるものもありました。オーディオブックはリスニングも兼ねて通勤中に聴いたりしていました。
全ての科目のリーディングリストは手に入らなかったのですが、これによって入学後の負荷をある程度減らすことができたと思います。

いかがでしたでしょうか。今後もオンライン留学やIELTSに関する記事を投稿していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。




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