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地団駄


夜の帳が降りる前
真っ赤に燃える空を
魔法瓶に溜めて
迫る夜空を避けながら
明日に向かおうと
足掻くわたしが
水溜まりに映る


手を繋ぐこと

腔で繋がること

自分一人では出来はしない


抱き締めようとするけれど

他の
なにか

を護ることさえ
危うくて

瞳に映る総てのものを
愛することも出来ないんだ


素直な気持ちさえ
伝わらないなら


もう
そんなわたしは

我楽多なんだ


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