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子供服からアクセサリーの道へ【私の起業20年の歩み】


起業20年の歩み、前回のお話はこちら。

子供服を作ってくれる人がいなければ、
そのままそのお店のコンセプトのまんまでは運営できないので、
残った手作りアクセサリーのお店をメインにして、
ホームページを少しリニューアルして運営を続けていました。


名前も「Lei*ala*Accessories」と変えました。

名前をつけるとき、
同じつけるなら、完全オリジナルの方がいいなと思い、
検索かけてかぶらないかどうか調べてみたり、
私の人生にインスパイア(衝撃的影響)を受けた
ハワイの空気感を出していきたいと思い、
ハワイ語で「lei=花の首飾り」「'ala=良い香り」
を組み合わせて「Lei*ala」と命名しました。
(文法的にはこうならないみたいなので、造語です。)

アクセサリー製作販売だったので、
その後にアクセサリーという言葉もつけてみたのです。


コンセプトも
「上品で可愛らしさのある
シンプルな1点ものアクセサリーのお店」。

女性が自分だけの特別な1点ものを見つけて
愛用できるアクセサリーを提供する。

そういう想いを込めてリスタートさせました。


お客様も子供服店のころにアクセサリーを
一緒に購入してくれていた方も何人もいたので、
そのお客様はずっときてくださったりしてました。


たぶん、商品を通して、
人としての繋がりがあったからこそ、
お客様には随分支えていただいていたなぁと、
今でもものすごく感謝に思います。

だんだん、ファンになってくださるお客様も増えてきて、
イベント出店もしたり、精力的に活動(お仕事)していました。


子供も当時は幼稚園に行くようになっていて、
ネットやイベントで知り合うお客様以外に、
幼稚園や習い事のママ友達にも、
ひいきにしていただいていました。


ただ、
・商品の製作
・撮影・加工
・ホームページなどの制作と更新
(当時はCGIで日記もつけていました。)
・資材の仕入れ
・お客様からの注文や応対
・梱包と発送
・経理や在庫管理

など。

自分1人でこなしてました。

しかも、
幼稚園や習い事の送迎や育児に家事もして。


そのうち、ネットやウェブリングだけでは飽き足らず、
レンタルボックスさんなど何軒かに置かせてもらったり、
営業もそれとなしにしてみたり。

そして、職人だけでなく、
アクセサリーショップで講師としての活動もするように。


一番、私が「超人的」に活動してたのかもしれません^^;



でも、とあるレンタルボックスさんの
スタッフに言われた「量産ものが売れてる」発言や、
相方(夫)からのごもっともらしい「数字」のことを言われたりして、
疲れも思考もいっぱいいっぱいだったんだと思います。

完全に思考が揺らいだりブレたり。

そこから、私の迷走が始まりました。


そんなときに、アロマを学べるということを知り、
勉強してみることにしました。

(香りはずっと前から好きだったので、
自分で香りが作れることがうれしかったのです。)


仕事面ではブレて迷走はしてたかもしれません。
ブレてる自分を律するように、一生懸命活動は続けていました。
アロマやハーブに助けてもらいながら。


だけど、ブレてる時は
ブレてるお客さんしか来なくなるもんですね。。。
そして、どんどんお客様も減ってくるの悪循環に陥ってました。


そのときに痛感したのは、
「言葉って突き刺さるよな。。。」ってこと。

いくら拭おうと思っても、
粗利益だの売り上げだのが頭から離れなくなってしまい、
純粋に作品も怖くて作れなくなっていきました。。。


アロマやハーブの勉強をしていたのは、
そんな揺らいでいる自分を癒したい気持ちと、
アレルギーや喘息で辛そうな子供の気持ちも和らげたいという一心で、
スクールにも通い、資格をとりました。


そこからは、勢いなのか流れなのか。
ものすごい速さで止まらないくらい、
アロマやハーブの小売として何社かメーカーと契約して、
アクセサリー販売とアロマ商品も取り扱うことにしたのです。


自分の行動力っていったい!?
それくらいのスピードで「アクセサリーとアロマのお店」、
名前もアクセサリーだけではなく「Lei*ala」だけにして、
運営と活動をフルにしていました。


超人的に日常を過ごしていたけれど、
ここから少しずつ「人生の寄り道」をしてしまう自分
に気がつかないまま走っていたことに気がつかず、
約8年間続けていました。



なかなか細かな部分まで綴れないでいるので、
割愛したところもありますが、
今思うと、あの頃の自分をすごいなぁと感心していまいます。

(この記事の画像は、私のアクセサリー作品の一部です。)



次回につづきます。




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