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13歳。息子が「本を書きたい」と言った訳②身をもって「心の闇」を体験する息子

前回の記事からだいぶ間が空いてしまいました。

まず最初にお知らせです。

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「出版の基礎の基礎の基礎の話」というテーマで
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さて、本題です。

先月、急遽決まった引越しに追われ、
新しい我が家での生活が
少しづつ始まりました。

自分の部屋を持つことができ、
息子も嬉しそう。
(私もうれしい)

前の家から自転車で10分以内の場所。
学区域は変えずに済んだので、
生活環境は変わりませんでしたが、
引越しのドタバタもあり、
多少なりとも息子の心境に影響があったのかも
しれません。

前回の記事で
「心理学を勉強したい」「哲学に興味がある」
そして、それらをテーマに本を書きたいと言った
息子ではありますが、
突如なのか何なのか?

腕をかきむしり、リストカットみたいな
痕を作るようになりました。

刃物を使っているわけではないので
リストカットといえるかどうかは
わかりません。

ですが、左腕に縦の傷跡がいっぱい。

しかし、思い起こせば
幼少期、保育園へ通ってた時にも
自分の頭をポカポカ殴る時期がありました。

そういうことをするときは
大抵、ストレスが溜まっている。

保育園時代の息子は
自分でもコントロールできない他害行為を
指摘された時、
自分で自分を責めていたときに
そんなことをしていました。

そして中学になり、
心機一転、勉強も力を入れ
学級委員長にも自ら立候補するなど、
積極的に学校生活を送っていました。

しかし、
いくら努力しても成績がいまいち振るわない。
→ケアレスミスが多いのは
特性の一つだと思いますが

彼の中で
「努力は実ってしかるべきもの」

という、「べき」が大きくなるにつれ、
ままならない状況にぶつかるわけです。

そんな息子に接するクラスメイトたちの中には
「精神科に行ったほうがいい」
「私も通っているよ」
などと勧める子も多い様子。

学校で起こった先生とのやり取りに
ストレスを感じ、
とうとう休んでしまいました。

今朝はお腹が痛いと言い、
遅刻して登校。

やがて、「オレ、医者に行きたい」と
言うようになりました。

薬で解決するものではないと思っている私は、
まずカウンセラーさんに相談してみたら?と
勧めてみました。

しかし、
「ダメダメ。
話をうんうん聞いてくれるだけなんだって。
だいたい、ネットで調べてみたら
研修生とかが多いらしいよ。
それじゃ、何の解決にもならないじゃん」
という返事。

ということで、
とりあえず評判のよさそうな
近所の精神科医を探して電話してみたら、
2か月先まで予約がいっぱいとのこと。

どんだけ病んでる人が多いんだ?!

と、ビックリ。

かといって、
ネットで見つけた、
「医師に直接相談できる」というサイトに
問い合わせてみたものの、
こちらがしたい話とはかけ離れていて
全くもって意味なし。

「具体的に、例えば
この症状ならどんな薬が必要ですか?」
というような質問を投げかけてみてください、
と言われても・・・

結局、担任と相談して
スクールカウンセラーに話を聞いていただき、
その上で予約が取れやすい医師を
紹介してもらうという流れになりました。

そして今日。

スクールカウンセラーとの面談が
あったそうですが、
「どんな感じだった?」と聞くと、
「ああ、『頑張りすぎじゃない?』って言われた」
と一言。

それ、私も言ってるんだけど笑

「精神科医とか心理学やってる人って
だいたい鬱とか、病んでた経験ある人が多いんだって。
ユーチューブで言ってた。
カウンセラーだってそんなもんだよ、きっと」
という、冷めた返事。

というわけで。

身をもって心の闇と向き合う、
13歳の冬であります。

これがいずれ、本のネタになるんだろうか・・・

とりあえず、親はこんな本を
読んでみようと思います。



お読みいただき、ありがとうございました。
また次回。




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