日比野は目を見開いた。「嵐」の関連サイトをチェックする母の背中がずーっとそこにある。
幼少期の記憶、忌まわしき呪詛のことばが蘇ってきた。
(ゲームは1時間までって言ったじゃない!…ジャナイ…ジャナイ……ジャ……)
あの台詞は俺にではなく、きっと自分自身に向けたものだったのだ。
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