教科書を捨てて知ること鴎外忌(第7回現代語俳句メール句会参加)
7月の俳句です。最近は様々な俳人らの「名句集」を読んで、楽しみながら学んでいます。ただ成果が出るまではもう少し時間がかかりそうです(^▽^;)
↓コチラの句会に参加↓
Kusabueさん、句会の皆さま、
いつもありがとうございます!
ではまいる
七夕か荒ぶる利根は鳥も見ず
◯
茗荷の子もしや奥歯はジャズ奏者
◯
舞い降りた鷺が隠れて青田原
◯
色落ちのあじさい落とす長雨よ
◯
教科書を捨てて知ること鴎外忌
(句会のご意見を踏まえて一部修正しました)
梅雨らしい長雨が続いております。西日本、各地域で水害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
7月9日(森鴎外の忌日)も雨が降っており、自室で『舞姫』を読み直してみました。
高校生の頃には理解できなかった感動が、20年近く経った今となってようやく胸に強く迫ってきます。
古典とは「古い名作」ではありません。時代を変えても、読者を変えても、読者の年代を変えても、その度にそれぞれの感動が生まれる。そういう著作を古典と言うのです。だから古典はいつだって新しい。
森鴎外の『舞姫』はやはり名作で、日本の古典の代表選手だと思います。擬古文はとっつきにくいかもしれませんが、最近の電子書籍のメリットとして、注釈に飛びやすいという点があります。ぜひオススメしたいと思います。
ではまた8月に
ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います!