女性にとって、妊娠はキャリア形成に大きく影響を与えます

・いつ妊娠するか
・妊娠の前にどのようなキャリアを築くか
・妊娠後にどのような働き方をするか

計画を立てるのは良いことです

しかし、妊娠は計画通りにいくとは限りません

計画通りには行かない妊娠を軸に、緻密なキャリアプランを考えても、実現しない可能性も多いにあります

心理学者のクランボルツは、計画された偶発性理論の中で、キャリアの8割は偶然の出来事で決定されると説きました

そして、偶然の出来事に直面し乗り越えようとすることが、新たな学習機会になるのです

まさに、変化の激しい時代にあって、先のことを予測するのは困難です

時代の変化に合わせて、柔軟に変化していける人が生き残っていけるでしょう
妊娠も同じです

まず、計画通りに妊娠できるか分かりません

たとえ妊娠したとしても、妊娠中の体調も人それぞれで、特に問題なく働ける人もいれば、絶対安静で入院を余儀なくされる人もいます

また出産後も、子どもによって手のかかり具合は異なり、全く病気をしない子もいれば、ちょっちゅう体調を崩して保育園を休まないといけない子もいます

結局妊娠、出産してみないと分からないことが多いため、頭で考え過ぎず、行動してみるのも大切です

私自身、緻密なキャリアプランを立てたものの、予期せぬ不妊治療によりその計画は崩れ去りました

20代のうちに1人目を出産して、4歳差で2人目、そして30半ばで子ども2人連れて海外出向して・・なんて華々しく（笑）考えていましたが、計画通りに妊娠できず崩壊

周囲に相談できず、どうしたら立て直せるのかと1人悶々と悩んだ経験からキャリアコンサルタントの資格を取得し、今に繋がっています

妊娠は偶然の出来事だらけ、それを乗り越えようと自ら行動することが新たなキャリアにつながるのではないでしょうか